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『廃墟の片隅で春の詩を歌え 王女の帰還』発売になりました。
本日、集英社オレンジ文庫より『廃墟の片隅で春の詩を歌え』上巻、王女の帰還が発売になりました。
極寒の雪国イルバスを舞台にした宮廷陰謀劇、ぜひお楽しみいただけたらと思います。
上巻にはおまけ短編がついております。こちら表紙に合わせ『在りし日の姉妹』を書いた二編です。
すでに電子版をお読みになった方も、これから下巻を読まれる方も、お楽しみいただけます。
また、久賀理世先生の『王女の遺言』と一緒に特集サイトも作っていただけました。本当にありがたい……!
こちらで、下巻に収録できなかった書き下ろし短編『少年とレモン』が読めます。
また、特集サイトではひとあし早く3月発売の新刊について情報が出ております。
『ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女』の続きにあたる作品を読まれたい方は、3月刊行の新刊をお待ちください。
主人公は交替し、ベアトリスの弟王子であるサミュエル、そして彼の王杖をめぐる物語となります。
もちろん、前回の主人公であるベアトリスやギャレット、兄王のアルバートやその王杖ウィルなどのメインキャラクターは引き続き登場します。
新キャラクターのエスメと共に、ぜひイルバスのその後を見届けていただけたらと思います。
こちら、貴重な表紙ラフが特集サイトから見られますので、今のうちにぜひご覧になってみてください。
廃墟シリーズはアデールの物語の電子コバルト→ベアトリスの物語のオレンジ文庫→アデールの物語のオレンジ文庫版→サミュエルの物語のオレンジ文庫という発売順なので、「今から読むにはいったいどれから買ったらいいの!?」という方もいらっしゃると思います。
特集サイトに詳しく掲載されておりますので、読む順番についてはそちらを参考になさってください。
おすすめは、『廃墟の片隅で春の詩を歌え』(オレンジ文庫版・電子コバルト版どちらでも)→『ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女』→『王杖よ、星すら見えない廃墟で踊れ』(タイトルは変わる可能性があります)
上記の順番で読んでいただけると、物語のこまかな仕掛けに気づいていただけるかなと思います。
下巻『女王の戴冠』の発売は2月19日です。
発売してしばらくしたら、『ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女』でちりばめた廃墟シリーズの要素の答え合わせをしていけたらなと思っています。
まずは、上巻『王女の帰還』を、お楽しみいただけたら幸いです。
下巻発売時には上巻は書店の棚から片付けられてしまっている可能性もあるので、後日まとめて購入よりは、直近でご購入いただいた方が確実かと思います……! 上巻未入荷の書店さんでは、下巻もおそらく未入荷になるかと思いますので、その際はお取り寄せ等をご検討くださいませ。
ご不便をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い致します。
寒い日が続きますが、どうか暖かくなさって、物語にお付き合いいただけましたら幸いです!
おすすめの物語のお供は、干しレモンやホットレモンです。
とうとうこの日を迎えました。読者のみなさまに、少しでも楽しんでいただけますように。