見出し画像

臨川茶室方丈日記「臨川」2020.11.14

埼玉県八潮市の吉田普彩先生の茶道教室、臨川茶室。



中川の土手を少し降りたところ、中川を臨むから「臨川」と名付けられたのかな、と勝手に思い込んでいましたが、



臨川は、“港”や“拠り所”という意味があり、普彩先生の師 上野広徳寺住職、後に京都臨済宗大徳寺管長になられた福富雪底老師が普彩先生のお茶室に名付けられ、臨川茶室に何度も足を運ばれたそうです。

今回のお茶室の掛軸「臨川」は、その雪底老師のお筆で、普彩先生に書いて下さったものということ、


本当に“港”“拠り所”と、私自身実感しています。

人生という川の流れに向き合う時の心身の在り方を、普彩先生に茶道の稽古を通して、その姿、気、言葉に学び、

日々流されそうになった時、そこにぐっと心が拠り着きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?