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第98回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました

先日1月12日の「読書のすすめの落語のすすめ」にご来場いただきました皆様、オンラインでご参加くださいました方、そして応援してくださっている皆様方、ありがとうございました。

「読書のすすめ」での月一回の落語会「落語のすすめ」は、8年前の12月にスタートし、9年目となりました。

令和4年のスタートダッシュは、

三遊亭全楽師匠 「金明竹」


三遊亭神楽師匠 「ねずみ」



どちらも、一年の始まりにぴったりな躍動感あふれる師匠お二方でした。

もう言葉もありません! 圧巻!!
私の言葉で飾るなど、野暮というものです。
(とはいえ、書かずにおれません!)
ぜひ多くの方に聴いて味わっていただきたいなぁ。

軽快なリズミカルな語り口、私もその調子に乗って運ばれて行くような心地よさ。

その語り口に、江戸の人々の魂が乗って、伝承伝達してきた噺家さん達の魂が乗って、

今目の前の師匠の魂に引火して火を吹く「金明竹」「ねずみ」。

その言葉の規則的であり規則的でない音のリズムに、私は私を開け渡して、こだわりや滞りも流れ、いろいろな捉われから解き放たれて…


本年最初の「読書のすすめの落語のすすめ」1月12日は、奇しくも、「読書のすすめ」の開店記念日でした。「読書のすすめ」は、阪神・淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件があった1995年に開店し、27年になります。
当時は、パソコンが普及し始めた頃で、携帯も新しいアイテム、今のように情報を自由に手に入れることができず、それら災害や事件に関わる本や写真集を多くの人が買い求めた時代だったそうです。

また、「読書のすすめの落語のすすめ」がスタートした8年前、読書のすすめは「逆のものさし塾」をスタートさせました。

時代が変わっても変わらない真の人間の生き方を歴史や先人たちから学ぶ“縦糸の読書”を師とした勉強会。

戦後とくに進んだ日本人の二元論的思考と物質主義の心の欧米化。そのモノサシを振りかざし至った現代は、人間は如何に生きるべきか、の指針が迷走しています。鬱病や自殺者が増え続ける現代の病を考えた時、西洋文明の梯子を外した逆のモノサシを持つことが必要だと、「逆のものさし塾」は始まりました。

まさに、今回私がおすすめさせて頂いた本は、二つに分けて比べ争い、目に見えるものに価値をおく、西洋文明に染まりきり、見方考え方が狭くなった頭、その自分の頭の繭を出るための本です。
「心感覚」↓
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=165577932

繭の外の大きな流れ↓
「生なる死」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=165577943

繭を出た研究者たち↓
「問うを学ぶ」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=165735826


そして、今回も無頼派トリーマン
による魂のアコーディオン演奏
「いつでも何度でも」🎶、
アンコールには「仁義なき戦い」のテーマ⚔️
会場の温度がグッと急上昇。

今回もありがとうございました。



次回、第99回「読書のすすめの落語のすすめ」は、2月9日(水)19時30分より

オンラインと会場の両方での開催です。
皆様お待ちしております🙋

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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