見出し画像

12/10 形山睡峰師講演会 第18回

【真の実在とは何か、善とは何か、いかに生きるべきか、真の宗教心とは】

『形山睡峰師講演会 第18回』
日時:2022年12月10日(土)
  14:00~16:00
場所:読書のすすめ

二ヶ月に一度「読書のすすめ」にて、形山睡峰師に講話をいただいております。

『禅と哲学のあいだ』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153073590

『非ずのこころ』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=159812948

他も、ご著書のある形山先生について少しご紹介させていただきます。

山岡鉄舟の住居跡に建てられた東京中野高歩院で、大森曹玄老師の下で出家得度、曹玄老師に法を受け継ぎました。曹玄老師は、鉄舟を深く敬愛し、寺内に「鉄舟会禅道場」を建立して、形山先生もそこで修行され、日々に鉄舟の心に学べと教えられ、また鉄舟の書を臨書するのが、日々の修行だったそうです。

形山先生は現在、茨城県かすみがうら市の無相庵・菩提禅堂で、禅の修行道場をされ、各地で禅会も開かれています。

今回の講話18回目のテーマは、
前回に続き 「禅と哲学の〝まえ〟」となります。

東洋思想を軸とする日本人の哲学 西田幾多郎氏の「善の研究」を、読み解いていただいています。

「善の研究」 西田幾多郎著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=163916322

明治44年に発刊された「善の研究」、昭和25年 敗戦後に再発刊されました。

プロパガンダで突き進んだ日本が行き着いた敗戦、焦土と化し灰塵にきした日本、戦前と戦後の倫理観や価値観が大きく変わりましたが、その前に、

真の実在とは何か、善とは何か、いかに生きるべきか、真の宗教心とは、

人間存在の根本の問いを考え抜き、東洋の伝統を踏まえ、西洋的思考の枠組そのものを問題にした「善の研究」は、

廃墟を後にして進むための日本人の、心の
根底での指針となりました。

現代の私たちも、誰かに何かに寄りかかり、国や世間の決めたことの中に収まって、日々の仕事や生活に追われるばかりで、杖を持たされ、杖がないと歩けません。

真の実在とは何か、善とは何か、いかに生きるべきか、形山先生によって紐解かれる「善の研究」に学んでいきたい。

形山先生は「善の研究」を、私たちの日常のリアルに落として、ご自身の体験をふんだんに交え、読み解き話して下さいます。

真の実在の “純粋経験”について、
人の根源的な力の“絶対矛盾的自己同一”について、その力の“十全”せしめる働きについて、

また引き続き、形山先生のお話をお聴きしたいと思います。

※今回からのご参加も大歓迎です。直接お話を聞いて質問もできる貴重な機会になります。

「読書のすすめ」にお申し込みください。
https://dokusume.shop-pro.jp/
03ー5666ー0969

◆形山睡峰師講演会
【日時】12月10日(土)
                14:00~16:00
【テーマ】「禅と哲学の〝まえ〟第18回目」
【会場】読書のすすめ店内奥
〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町1ー7ー5

<プログラム>※予定
14:00~15:30 形山睡峰師講演
15:30~16:00 形山睡峰師への質問コーナー

【参加費】
会員価格 3000円
一般価格 5000円

【会員価格の対象の方】
・逆のものさし講聴講生
・たまご会員にお申込の方
・成幸読書会員
・心学商売繁盛塾 塾生
・NPO法人読書普及協会 会員
・前回まで、1回でもご参加いただいてる方

※参加費は、会場にて直接お支払ください。

【形山睡峰師 プロフィール】
昭和24年、岡山県柵原町(現美咲町)生れ。
大学卒業後、東京中野高歩院住職・大森曹玄老師の下で出家得度、曹玄老師に嗣法(しほう、法を受け継ぐ)の後、各所で禅会を開催。昭和63年、茨城県出島村(現かすみがうら市)に菩提禅堂が建立され、堂主に就任。平成19年同市宍倉に無相庵を開創。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?