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第119回「読書のすすめの落語のすすめ」ありがとうございました!

10/18(水)、第119回「読書のすすめの落語のすすめ」に足をお運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。

コロナ禍中も、三密を避け、細心の注意をはらいながら、毎月一回催し、次回11月の会で10年となります。

「読書のすすめの落語のすすめ」は、三遊亭神楽師匠と兄弟子の三遊亭全楽師匠の、真打ちの師匠お二方によるハイレベルな落語会です。

落語は、江戸時代には庶民の娯楽として広がり、幕末の頃には400軒近くまで増加し、当時の銭湯と同じように、町内に1軒ずつあったとまでいわれています。

現代では寄席は少なくなりましたが、いろいろな場所で多彩に落語会は開かれているようですね。

読書のすすめの落語会も、都営新宿線瑞江駅近くの「とんかつ二条」さんで開催されている、三遊亭神楽師匠をご紹介いただいたのが10年前、そこからスタートしました。

スター時ぐらいの落語のすすめの様子

落語を楽しむのは人生において“遊び”の部分、笑って息を吐いて頑な心を緩め、ユーモアの心の領域を広げてくれるのでしょう。

それは、例えれば車のハンドルの“遊び”、車の運転にハンドルの“遊び”がなければ、疲れてしまうし、危険です。

“遊び”は、心の緩やかな柔らかさになります。

今回もお二方の師匠の噺をお聴きして、心のユーモアの領域を広げられました。

三遊亭神楽師匠

三遊亭神楽師匠の一席、「高砂や」。

熊さんが仲人を頼まれ、婚礼に夫婦長寿を願うお祝いの「高砂や」を仲人として唄うことに。
ご隠居に、最初だけ唄えば、後は他の人がつないでくれるからと、「高砂や」の頭の部分だけを習って式に臨むが、他の人たちは唄えないから最後まで唄ってほしいと頼まれ、苦し紛れに絞り出す唄は…


三遊亭全楽師匠

三遊亭全楽師匠の一席、「肥がめ」。

義理だけは欠かないのが江戸っ子。
兄いの新築祝いに弟分二人が水瓶を買いに行くと、高くて買えない。しかたなく古道具屋の店先に置いてある古い肥がめをもらい受けるがひどい匂い、水がめとして水をはって兄いに贈るが、その水を使った料理で二人はもてなされる…

ユーモアと笑いで、心が緩やかに柔らかになる落語、

合理的・効率的・功利を追い求める社会に、こういう“遊び”の部分は是非とも必要ですね。


トリーマンショー

そして、トリーマンのアコーディオン演奏の部、今回もユーモアと笑いに包まれたアコーディオン演奏、曲目は「宇宙戦艦ヤマト」。
“遊び”の達人、トリーマンありがとうございました!


そして、私の「読書のすすめ」からの本のお勧めは、『スタンド・バイ・ユー』と、『オー・マイ・ゴットファーザー』。

Official髭男dismのギター小笹さんが、「読書のすすめ」にご来店され、清水店長が本をお勧め、

https://x.com/officialhige/status/1712755067487670345?s=20
ご紹介の本は、ヒゲダンのファンクラブページだけで見られます。

Official髭男dismのファンクラブの名前が「スタンドバイユー」ということで、“運命を感じます”と小笹さんの言葉、



『スタンド・バイ・ユー』岡根芳樹著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153122473



『オー・マイ・ゴットファーザー』岡根芳樹著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153135134


目の前の世界へ向かって、不安よりも好奇心が沸き立ってくる本です!

戦争や紛争が絶え間ない世界、日本の諸問題も、そして一人ひとりの人生も、

読書や落語や人との交流が、心の置き所を、不安よりも好奇心の方へ、スイッチを押してくれるものだと思います!


次回の「読書のすすめの落語のすすめ」は、
🌟リアル会場とオンラインZoomの両方で開催

11月8日(水)19:30~21:00
12月13日(水)19:30~21:00

11月8日の会は、第120回10周年の記念の会となります。 どうぞお楽しみに🎵


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