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7/22 京都「逆のものさし道」in大阪.京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪ありがとうございました

過日7月22日、京都「逆のものさし道」in大阪でご一緒させていただいた皆様、京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

京都「逆のものさし道」in大阪

今回は高槻での開催でしたが、今回から京都「逆のものさし道」in大阪の皆さんは、新たな取り組みを始められました。

京都「逆のものさし道」2ヶ月に一度の開催、京都「逆にものさし道」代表の方にすべてをお任せした受け身の姿勢ではなく、持ち回りで当番を決め、何処で開催するか、会場をおさえ、懇親会など、すべての流れを、当番が代表と連携して担う、0から1を生み出す側、能動的姿勢への取り組みを始められました。

「ファンになるな、プレイヤーになれ」

清水代表がずっと言い続けてこられたことです。

「逆のものさし道」の勉強会の清水代表の言行録の中にも↓

「逆のものさし思考」 清水 克衛 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153744056

目次より
一、一元論で世の中をみる
二、非真面目のススメ
三、無学でいなさい
四、ファンになるな プレイヤーになれ
五、縦糸の読書をしよう
六、非効率を愛せよ
七、そもそも論を考える
八、NWB.、SAL、ABI、三つの法則
九、答えではなく問いをみつける
十、自力と他力
十一、自(みずか)らではなく自(おの)ずから

それから、「逆のものさし道」の道生の中では、“常識”や“普通”に縛られず、

食うための仕事から魂を燃焼させる仕事へと、舵をきる人が増えてきています。

貪りや怒りや無明でつくられた“世間のものさし”の“自我”から、時代が変わっても変わらない大事なことを伝える縦糸の読書で培われる“仏のものさし”の“自己”へと。

それは、「逆のものさし道」最初のテキスト本「退歩を学べ」から、自分の心の内側に光を当てる『退歩』によります。

「退歩を学べ」 森 政弘 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=174025865

「進歩」は、“外的な対象に着目する姿勢”をいい、「退歩」は“心を問題にする姿勢”をいう。
「進歩」だけでなく「退歩」が機能してこそ真の「進歩」。

それまで、外界に向けていたベクトルを心の内側に向ける。

それは、「逆のものさし思考」第七の、“そもそも論を考える”ことと同じでしょう。

地位や名誉や富を求め、便利や効率に走るのではなく、

人間の本当の生き方とは
私はどう生きるのか
本当に大切なことは
私の大事にしたいことは

そこに焦点を当てて、心の内側に光を当てて考えることが「退歩」。

それを「逆のものさし道」で学び、“縦糸の読書”や体験で肚に落とし、

「退歩」の、そもそも論で見極めた道に、それぞれが足を踏み入れてゆく。

これまで握りしめていた普通や常識の価値観から手を放して、

自力の小海から他力の大海へと、
舟を漕ぎ出すのです。

社会が築いた安心安全な壁の内側で、“ああすればこうなる”のレールに乗り、
“外的な対象に着目する姿勢”の「進歩」を求め続けてきた私たち。

すべては変化し、すべては関わり合って、すべてが調和している、決して止むことのない躍動のこの世界で、
”心を問題にする姿勢“「退歩」で、心の内側に光を当て、本来の自己に気がついてゆく。

そして、自己の内側から発する声に立ち上がって…


四天王寺 金堂 五重塔

今回、京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪で、ご参加の方に、高槻での人参畑塾の前に、

聖徳太子が建立した、日本仏法最初の官寺、宗派のこだわらない和宗総本山「四天王寺」を案内していただきました。

聖徳太子が十七条憲法の巻頭におかれた「和を以て貴しと為す」、和を貴んできた日本民族の心を、こちらの中でも↓


「和するこころ」 形山 睡峰 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=173643425
和し合う心とは、個々の心を互いに認めあってゆく大きさの心。


四天王寺の境内を歩く道すがら、案内していただいた方から、いろいろなお話をお聞きしました。

神道は、祓い(欲や執着をはらい平らになって)、鎮魂(この世界と一つに溶け和して)、言霊(その中から立ちあがる言葉)を大事に扱う、祈り。

心の内側に光を当てる「退歩」で、欲や執着の自我の曇りを磨き、本来の自己に気がついてゆき、その自己の内側から発する声に立ち上がる。

真理は、一つ。


四天王寺  市が立って賑わっていました。
京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪


また、「逆のものさし道」の中でご紹介いただいた「闘争の倫理」から、継承・緊張・創造ということを学びました。


「闘争の倫理」 大西 鐵之祐 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=175756381


「逆のものさし道」で例えてみると、縦糸の読書の師からの伝承伝達の“継承”、その場その人たちで切磋琢磨する“緊張”、その中から立ち上がる魂が“創造”。


私は、この道を行きたい。




次回、京都「逆のものさし道」in大阪は、
9月30日(土)です。

他、清水代表におすすめいただいた本

「新装版 日本教の社会学」 山本七平・小室直樹 対談
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=174756222
日本人の情緒である宗教も倫理も道徳も薄れてしまった現代に、私達を動かしているのは世の中の“空気”、その正体は?。



「闘争の倫理」 大西 鐵之祐 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=175756381
闘争の中でこそ、心の鏡は磨かれる。机上のハウツーではない、本物の直感がここにある。



「世間と人間」 三淵 忠彦 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=175500594
昭和25年出版。第二次世界大戦敗戦後に民主裁判の礎を築いた初代最高裁判所・長官 三淵忠彦が、人としてどうあるべきか、何を大切にするべきかをつづったエッセー。
私達に薄れてしまった宗教・倫理・道徳の、日本人の情緒がここに。



「続・宇宙のカケラ 物理学者の詩的人生案内」 佐治 晴夫 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=175499998
今、心の向きを変えると、未来はその先にあり懐かしいものとなる。今、心の向きを変えると、変わる礎になった過去の出来事は新しく塗りかえられる。



「旅の作法」 高萩 徳宗 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=174601274
人生は旅にたとえられる。「旅の作法」は「人生の作法」。


【「逆のものさし道」とは】

科学技術など進歩に突き進んできた人類、原発やAIなど制御できないものを作ってきてしまいました。人間性を殺すものを生み出してきました。

「術」から「道」へ

例えば、
柔術は、相手を投げて叩きつける術、相手を倒す殺す術。

柔道は、投げる時、引き手でしっかり内に引き、背中から落ちるよう怪我をしないように投げる、相手を生かす道で、共に精神を高める修行の道であり、共に生かし合う道。

「技術」から「技道」へ

ロボット工学の先駆者 森 政弘氏は、ご著書『般若』の中で、人間性を殺していくような“技術”ではなく、人間性を生かしていく“技道”に舵を切らなければならないとしています。

ロボットを作る上に必要なのは、それを使う人間の心の制御、殺すものを作るのも人間であれば、生かすものを作るのも人間、
その心の使い方・制御をすることが第一と。

■森 政弘氏のご著書
「退歩を学べ」「仏教新論」「般若」三冊セット
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=174026214

自利のための対立・排除「術」ではなく、自他共に生かし合い生きるための「道」、

「逆のものさし道」は、“縦糸の読書”と各地の勉強会を通して、真の自己に向かって精神を磨き、自他共に生かし合い生きる道です。

「逆のものさし道」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=154570292

【逆のものさし人参畑塾とは】

時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び、今に活かし、後世へ伝えていく勉強会です。

明治初め福岡の女医 高場 乱(たかば おさむ)が、薬用人参畑の中で始めた塾「興志塾」(通称人参畑塾)で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てた。

私利私欲に偏らず仁を尽す「殺身成仁」、何かに誰かにぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。

「逆のものさし人参畑塾」ブログ
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc

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