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2023/9/10(日)東京六大学野球秋季リーグ戦第1週2回戦 慶應11-7立教、明治3-1東大@明治神宮球場

第1試合 慶應ー立教
K 020 003 033  =11
R 001 201 030  =7
K)谷村、森下、小暮、渡辺和、竹内
R)野口、塩野目、渡部太、佐山、小畠、沖、池田、三河
本塁打 本間1号(2回表)、宮崎2号2ラン(6回表)、本間2 号(6回表)、宮崎3号2ラン(9回表)

慶應スタメン
3吉川、4廣瀬、7斉藤来、9栗林泰、2宮崎、8水鳥、5本間、6斉藤快、1谷村
立教スタメン
3菅谷、4田中、6西川晋、9鈴木唯、7西川侑、5柴田、2戸丸、8桑垣、1野口

第2試合 明治ー東大
M 100 200 000  =3
T  000 001 000  =1
M)蒔田、渡部慎、大川、久野
T)平田、鈴木健
本塁打 なし

明治スタメン
7飯森、8直井、6宗山、5上田、9瀬、3内藤、4堀内、2小島河、1蒔田
東大スタメン
9酒井捷、7矢追、3大井、8別府、2和田、4阿部、5藤田、6青貝、1平田

昨日から東京六大学秋季リーグ戦が開幕。観戦する予定だったが父の病状の関係で北海道に帰省する可能性があったため断念。最終的には帰省はしなかったが。
前日は台風通過の翌日で時折雨が降ったようだがこの日は快晴でまだまだ盛夏という暑さ。日焼け止めを塗ったのに日焼けしてしまった。水筒に500mlペットボトルと1リットルペットボトル(お茶)を持参したが、2試合だとちょっと足りないくらい。真夏に観戦している感覚だった。
立教は前日の開幕ゲーム、慶應に2-3で惜敗。いい試合はしているのだが結局は勝てないという立教の典型的な試合ともいえる。今日は果たして。東大は前日は春優勝の明治に0-3とこちらも惜敗。投手は松岡由が好投したのだがやはり打線の援護がないと勝利は厳しい。
第1試合、応援席の前方、一般内野席寄りの席で応援。立教先発は沖ではなく野口。沖もベンチ入りしているので故障ではないのだろう。野口はリリーフで前日1イニング登板しており連投。リーグ戦初先発ではないか。
1回表、先頭の吉川いきなり遊内野安打。廣瀬は一飛も菅谷捕球できなかったがすぐ送球して二封。日差しが強くて飛球が見にくいのだろうか。斉藤左直。栗林レフト前に詰まりながらも墜ちるヒットで1・3塁。ここで前日大当たりの宮崎だがニ飛でチェンジ。しかし打球を追った二塁手田中と右翼手鈴木が交錯。鈴木は自分でベンチに戻ったが田中は倒れたまま動けず担架で運び出された。腹部を抑えていたようだが心配。その裏田中は斉藤大に。鈴木は安藤に交代と開始直後に2人が離脱する非常事態。この回、西川晋がニ内野安打で出たが他の3人はいずれも三振で攻撃終了。
2回表、先頭の水鳥ニゴロ一塁悪送球で出る。一塁は微妙なタイミングと思ったので内野安打と判定されてもいいように思った。続く本間はバントの構えを見せていたが強打しレフトスタンドへの2ランホームランで慶應先制0-2。斉藤快右飛(桑垣好捕)。谷村右飛。その裏立教は無得点。
3回表、野口は三者凡退に抑える。その裏、先頭の桑垣センター前ヒット。野口の代打渡辺大は一塁線に送りバントを決め、ここで菅谷センターオーバーのタイムリー三塁打で1点返す。斉藤・西川倒れ反撃は1点止まり。
4回表、立教は塩野目登板し三者凡退。その裏。西川侑ヒットに柴田とのエンドランが決まりセンター前ヒットで1・3塁。ここで
戸丸が投前に同点スクイズを決め、さらに続く桑垣はセンターオーバーのタイムリー二塁打で立教逆転3-2。菅谷もセンター後方へのいい当たりだったが好捕されチェンジ。
5回表、この回も塩野目が三者凡退に抑えて2イニングパーフェクトピッチング球速は140くらいだが肘を使っていかにもキレがありそうな速球を投げ込んでおり今後が楽しみ。その裏、1死から西川晋センター前ヒットも後続続かず。
6回表、渡部太登板。しかし栗林遊内野安打から次の宮崎レフトスタンドへの2ランホームランで慶應が3-4と逆転。さらに本間もレフトスタンドへソロホームランで3-5。本間はなんとこの日2本目だが慶應怒涛のホームラン攻勢を見せる。渡部太はホームラン2発被弾でさすがにKO。ルーキー佐山に交代しようやくチェンジ。その裏、立教も2死から桑垣レフト前ヒット、佐山の代打吉野の遊ゴロは一塁悪送球となり。2死1・2塁ここで菅谷レフト前タイムリーヒットで1点返し4-5と追いすがる。
7回表、小畠が登板し無難に無失点。その裏、西川晋レフト前ヒット、西川侑三塁前にバント安打、柴田ライト前ヒットで1死満塁としたが戸丸空振り三振、桑垣ニゴロで追いつけず。
8回表、沖が登板。しかし1死から途中出場の佐藤駿がライト前ヒットとニ盗成功。ここで水鳥センター前タイムリーヒットで追加点を許し4-6。さらに本間ライト前ヒットを桑垣が後逸し水鳥一気に生還、本間も三進。次の斉藤快のときにボークを取られて本間ホームインし4-8。何がボークだったのか分からなかったが、この場面で登板した沖が3失点は痛い。今日先発でなかったのも、やはりこのピッチングを見ると不調ということなのだろう。その裏、7回途中から登板の渡辺和から先頭の落合レフト前ヒット。菅谷ライト線二塁打で無死2・3塁。ここで齊藤大右犠飛で5-8。西川晋は左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打で6-8。さらに安藤の代打平野も右中間タイムリー二塁打で7-8と1点差に迫る。慶應も投手事情が苦しいのだろうが、立教打線の執念の反撃で試合の行方はまだ分からない。
9回表、池田が登板も1死後、廣瀬死球。続く斉藤来ライト線三塁打で廣瀬一気に生還。ホームは微妙なタイミングだったが判定セーフ。死球を受けた廣瀬の気迫の走塁なのだろう。さらに宮崎レフトスタンドへの2ランホームランで7-11。三塁の柴田・ショートの西川がさすがにしゃがみこんでしまっていた。褒められないが、池田がこの場面で登板してこれではガックリもしたくなるだろう。8回の沖もダメ押しと思ったが今度こそまさにダメ押し。その裏、先頭の桑垣四球で出たが後続続かずゲームセット。投手陣の弱さが響き立教連敗で今年も慶應相手の連敗は止められずこれで19連敗。途中に引き分けは挟んでいるとはいえこれだけ連敗が続くのはどう考えても異常。この屈辱は来年晴らせるのだろうか。

立教、今秋の広報誌


第1試合が3時間ゲームとなり、第2試合は14:39と遅い開始。昼食のうどんを食べ、エール交換終了を待ってスタンドに戻ったがなんとなく前方に行きづらくてスタンド上方に着席。
1回表、先頭の飯森四球もニ盗失敗。まさか東大の捕手和田が飯森を刺せるとは思わなかった。肩は強いとはとても思えないが素早いモーションと正確なコントロールでの盗塁刺殺は素晴らしい。しかし次の直井ライトオーバー三塁打、宗山四球から、上田レフト前タイムリーヒットで明治先制。その裏、東大は三者凡退。
2回表、明治は堀内から三者凡退。その裏、別府・和田が連続内野安打で出たか後続続かず無得点。
3回表、宗山に投手前のラッキーな内野安打が出たが平田踏ん張り上田空振り三振で無得点。その裏、先頭の平田ライト前ヒットで出たが後続続かず。
4回表、2死から堀内四球。続く小島左中間突破のタイムリー二塁打で0-2。送球が逸れ小島三進。さらに蒔田もライト前タイムリーヒットで0-3。飯森遊内野安打で続いたが平田踏ん張りこの2失点に留める。
5回表、東大は投手鈴木健に交代。先頭の宗山センター前ヒット。上田中飛。瀬・内藤も打ち取り無失点。その裏、藤田から三者凡退。
6回表、堀内から三者凡退。その裏、酒井センター前ヒット、矢追レフト前ヒットと続き大井四球で無死満塁。別府ニゴロで大井ニ封の間にようやく1点返し1-3。なおも1死1・3塁の好機だったが和田三塁線スクイズもわずかにファール。結局和田と、阿部の代打榎本凡退し1点どまり。
7回表、飯森から三者凡退と鈴木の好投が続く。その裏、明治は渡部慎が登板。先頭の藤田遊ゴロも一塁悪送球。青貝の代打内田ライト前ヒットとまたも好機を作ったが鈴木健送りバント出来ず三振、酒井・矢追も三振と反撃が繋がらない。
8回表も鈴木は三者凡退の好投。その裏、明治は大川が登板。先頭の大井レフト前に落ちるヒットで出るも別府空振り三振、和田ニゴロ併殺とこの回も繋がらない。
9回表、堀内空振り三振。小島センター前ヒット。大川の代打木本右飛。飯森左邪飛。結局鈴木は5回2安打無失点とナイスピッチング。次戦は先発に復帰だろうか。その裏、東大は無得点で試合終了。
結果としては明治が順当に連勝。東大は2試合とも善戦だったが得点が遠いのが課題。チャンスは作れているのだが適時打をどう出すかにかかっているだろう。


明大・上田 決勝適時打!リーグ歴代13位タイ&明大最多の通算64打点


東大、今秋の広報誌

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