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2023/10/7(土)東京六大学野球秋季リーグ戦 東大1-6法政、立教4-5x早稲田@明治神宮球場

第1試合
T 100 000 000  =1
H 100 102 20x  =6
T)平田、三田村、鈴木健
H)篠木、吉鶴、塙、武富、古川
本塁打 なし

東大スタメン
9酒井捷、7中山、8別府、3大井、2和田、4山口真、5藤田、6青貝、1平田
法政スタメン
5武川、8中津、6今泉、3浦、4松下、7西村、9浜岡、2吉安、1篠木

だいぶ涼しくなったので明大前から神宮まで歩いたが、強風で帽子が飛ばされ、京王線の工事フェンスの向こうに行ってしまいとてもすぐに取ってもらえるとは思えないので諦めて球場に向かう。9時に出発したが球場到着は11時頃。もっと早く出れば良かった。今日は東大側で応援することに。来場ポイントカードが7に達し、受付で選手サイン入り写真をもらえる。何人かあったなかで梅林を選択。あとはレギュラーメンバーではなさそうな写真しかなかった。ということは梅林のも余っていたのだろうか。
さて試合は初回から動く。東大は1安打と四球で2死満塁とし、山口真ストレートの四球で押し出しとなり先制。法政先発篠木はまさかの乱調。その裏、法政は浦のセンター前タイムリーヒットで1-1の同点。
2回表、法政は早くも篠木から吉鶴に交代。平田遊ゴロエラーに酒井捷右中間二塁打で1死2・3塁の好機も中山三ゴロで平田三本間に挟殺。中山も一塁を中途半端にまわっていて、送球されアウトとまずい走塁で好機を潰す。その裏、四球とボークで走者二塁に出すが平田踏ん張る。
3回表、大井ライト前ヒットで出るも後続続かず。その裏、先頭の武川ゴロでセンター前に抜けるヒット。中津のときに二盗成功。中津四球。今泉右飛で武川三進。浦のときに中津二盗。浦中犠飛で1-2と法政勝ち越し(中津三進)。松下ニ飛でチェンジ。
4回表。先頭藤田の三遊間深いゴロを今泉一塁悪送球。しかし青貝遊ゴロ併殺、平田三振と相手のミスにもつけ込めない東大。その裏、先頭西村ライト前ヒット。しかし浜岡のときに二盗失敗。浜岡はショート後方へのフライも強風に流され青貝捕れず記録は二塁打。吉安遊ゴロ、吉鶴ニゴロでここは平田踏ん張る。
5回表、酒井捷見逃し三振、中山フルカウントから高めボールを空振り三振の2死から別府ライト前ヒット。大井のときに二盗敢行でタイミングはアウトだったが二塁送球が逸れセーフ。さらに暴投で三進したが大井中飛でチェンジ。その裏、武川遊ゴロ、中津センター前クリーンヒット。今泉ストレートの四球。浦ニゴロで今泉ニ封。松下中飛。
6回表、和田遊ゴロ、山口真空振り三振、藤田右飛で三者凡退。その裏、西村凡退、浜岡一塁線破る二塁打。吉安四球。吉鶴に代打山下(智辯学園)フルカウントから四球。ここで武川レフト前2点タイムリーヒットで1-4。東大はここで三田村に交代。中津空振り三振、今泉左飛と三田村好リリーフ。
7回表、この回から塙登坂。青貝の代打大原凡退。三田村の代打矢追センター前ヒットも、酒井捷捕邪飛、中山空振り三振で無得点。その裏、投手鈴木健が登板。浦三塁左を破るレフト前ヒット(代走高原)。松下の当たりは二塁後方への飛球だったが風に流され二塁手捕れず記録はエラーで高原三進。西村のときに松下ニ進。西村見逃し三振。浜岡中犠飛で1-5。吉安センターオーバータイムリー二塁打で1-6。塙四球。武川三ゴロでチェンジ。
8回表、別府ライト前クリーンヒット。大井左飛。和田ライト前ヒットで繋いだが山口真ニゴロ併殺で無得点。その裏、中津ニゴロ、今泉レフト前クリーンヒット、高原右飛、松下投ゴロ。
9回表、武富登板。内田四球(代走近藤悟)。西前のときに二盗成功。西前凡退、矢追空振り三振。法政はここで古川に交代し、酒井捷遊飛で試合終了。
法政は先発篠木が1イニング降板は誤算だったと思うが吉鶴5イニング無失点の好投。打線も着実に加点。篠木の乱調が今後に向けて不安材料か。東大は先発平田が好投したが6回の2失点はスタミナ切れではないか。しかし松岡・鈴木健ともに今季今ひとつの成績だけに交代する投手がいなかったのだろう。打線は2併殺などチャンスを潰す攻撃をしていてはホームは遠い。酒井・大井は3割後半の打率を残しているがなかなか打線として繋がらないのが7連敗に直結している。

第2試合
R 030 100 000  =4
W000 201 002x  =5
R)池田、野口、沖、塩野目
W)加藤、香西
本塁打 桑垣1号(4回表)、小澤1号(6回裏)

立教スタメン
7渡辺大、4柴田、3菅谷、5吉野、9鈴木唯、2戸丸、8桑垣、6鬼頭、1池田
早稲田スタメン
8尾瀬、4山縣、6熊田、9吉納、5小澤、7中村将、3島川、2栗田、1加藤

立教は一部4年生がメンバー復帰。ということは、主将と外野手は当事者だったのか、ということになってしまう。なんとも・・・だが。
立教は3カード、6試合終わって引き分けもなしの全敗。苦しいチーム状況だがなんとか初勝利を挙げたいところ。いっぽう早稲田は明治に勝点を落とし、現時点で明治と慶應が勝点を落としていないだけに、優勝するにはもう絶対に勝点は落とせないし当然立教に負けてはいられないところ。
1回表、渡辺大左飛、柴田遊ゴロ、菅谷左飛で三者凡退。その裏、尾瀬空振り三振、山縣右邪飛、熊田一ゴロ。
2回表、吉野センター前に抜けるヒット、鈴木もライト前ヒット。戸丸の送りバントは捕手前に転がったが捕手栗田三塁悪送球でオールセーフで無死満塁。早稲田は痛すぎるミス。ここで桑垣ライト線2点タイムリー二塁打で2-0先制。鬼頭中犠飛で3-0。池田空振り三振、渡辺大投ゴロ(セーフティバントも投手正面)でチェンジ。その裏、吉納センター前ヒット。小澤三飛、中村ニゴロ(吉納二進)、島川空振り三振。
3回表、柴田投手強襲ヒットで加藤、治療のため一旦ベンチに下がるが再びマウンドに上がり場内大拍手。加藤、意地を見せたか菅谷・吉野・鈴木倒れ無得点。その裏、栗田中飛、加藤見逃し三振(3球)、尾瀬はゴロでセンター前に抜けるヒット。山縣中飛。
4回表、戸丸三ゴロ、桑垣ライトスタンドへソロホームランで4-0。鬼頭空振り三振。池田ライト線二塁打で出たが渡辺中飛で1点どまり。その裏、熊田四球。吉納フルカウントから四球で無死1・2塁。小澤捕手前に送りバント成功。ここで中村は低めの球をうまくライト前に運ぶ2点タイムリーヒットで2-4。島川右飛、栗田三直。
5回表、柴田空振り三振、菅谷ニゴロ、吉野三ゴロで三者凡退。その裏、加藤三ゴロ、尾瀬一ゴロ、山縣空振り三振。
6回表、鈴木ニ邪飛、戸丸三ゴロ、桑垣左飛で三者凡退。その裏、熊田空振り三振、吉納見逃し三振。小澤0-2と追い込みながらライトスタンドへのソロホームランで3-4。中村将右飛。
7回表、鬼頭ニゴロ、池田空振り三振、渡辺大四球で出るも柴田左飛で無得点。その裏、島川右中間二塁打。栗田捕手前に送りバント成功。加藤に代打森田起用で、ここで立教は投手野口に交代。早稲田も森田に代打、野村を送るが右邪飛で走者そのまま動けず。尾瀬遊ゴロと野口素晴らしいリリーフ。
8回表、早稲田は香西登板。菅谷遊ゴロ、吉野見逃し三振、鈴木中飛で三者凡退。その裏、立教は沖登坂。山縣中飛、熊田三塁線への内野安打。吉納左飛。小澤のときに二盗失失敗でチェンジ。
9回表、戸丸レフト前ヒット、桑垣の送りバントは投前にへの小飛球となり、香西は捕球出来なかったが栗田が落ち着いてワンバウンド捕球し二塁送球で戸丸二封。鬼頭空振り三振、沖の代打佐藤中飛で無得点。その裏、立教は塩野目を投入し逃げ切りを図る。小澤ニゴロ、中村四球(代走松江)、島川のときに捕逸で松江二進。島川中飛であと1死としたが、栗田の代打篠原レフトオーバーのタイムリー二塁打で4-4の同点に追いつかれる(代走椎名)。香西の代打梅村、センター前に落ちるタイムリーヒットで桑垣のバックホームも及ばずサヨナラ負け。
立教は序盤に連打で得点し、エース池田も好投して勝ちパターン。勝利目前まで迫ったが早稲田に逆転を許したのは早稲田の勝負強さなのか、それとも立教の勝負弱さか。勝負の厳しさをこれ以上ないほどに思い知らされてしまった。これで開幕から未だ片目も開かず全敗の7連敗。厳しいチーム状況でやはり勝利が欲しいが、あまりにも勝利が遠すぎる。


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