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2023/7/25(火)都市対抗野球大会決勝戦 トヨタ自動車4-2ヤマハ@東京ドーム

T 201 010 000  =4
Y 000 010 001  =2
T)嘉陽、渕上
Y)辻本、清水、九谷、近藤、佐藤廉、波多野
本塁打 北村1号2ラン(1回表)、大本1号(5回裏)、秋利1号(9回裏)

トヨタスタメン
D八木、7徳本、5北村、8逢澤、9多木、3樺沢、2高租、4佐藤、6和田 P嘉陽
ヤマハスタメン
3秋利、8前野、D矢幡、9網谷、5貞光、2大本、6永濱、4吉田、7舟久保 P辻本

今年の都市対抗は東海地区独り占め状態。ベスト4になんとトヨタ、ヤマハ、王子と3チーム。ベスト8は三菱自動車岡崎、東海理化を含め5チーム。逆に近畿はパナソニックが初戦突破しただけで他は全て初戦敗退と明暗が別れた。
東海一人勝ちを象徴するような、第1代表のトヨタと第2代表ヤマハの東海地区同士の決勝となった。東海決戦は22年ぶり。予想はやはりトヨタ優勢だろうが果たして。トヨタは7年ぶり2度目。ヤマハは33年ぶり4度目の優勝を目指す。ヤマハの前回優勝は吉田篤史(ヤマハー千葉ロッテ)の力投でものにした1990年以来となる。
ヤマハ側で応援するが、グッズはドーム内飲食の500円チケットのみ。観客には紫のタオルを持っている人が多かったので、これまでの試合では配っていたのかも。ストックが無くなったのでは。夕食はマックにしたので場内で焼きそば(590円)に充当する。
始球式は宮本慎也さん。プリンスホテルのユニフォーム姿での登場。
1回表、1死後、徳本レフト前ヒット。続く北村初球をレフトスタンドへの2ランでいきなりトヨタ先制。逢澤もレフト前ヒットとトヨタは更に攻勢をかけるがここは辻本が抑える。その裏、ヤマハは嘉陽に三者凡退。
2回表、7番から三者凡退。その裏、先頭の網谷レフト前へのクリーンヒット。貞光もライト前ヒットで続く。大本空振り三振も永濱四球で1死満塁。しかし吉田ニゴロ併殺で無得点。このニゴロは4-6-3とまさに流れるようなフィールディング。吉田は左打者だし併殺取るには難しかったはず。トヨタの守備が堅すぎる。
3回表、1死から徳本がゴロでセンター前へ抜けるヒットで打者北村。1回と同じ場面で2球目に二盗成功(捕手の二塁送球逸れる)と今度は脚で揺さぶってくる。ここも北村、三遊間を破るヒットで1死1・3塁。逢澤中犠飛で追加点、0-3。その裏、9番から三者凡退。
4回表、ヤマハはこの回から清水が登板。6番からを三者凡退。佐藤の左邪飛は舟久保がフェンスにぶつかりながらナイスキャッチ。好プレーで流れを変えたいところ。その裏、3番からだったが三者凡退。ここまで2回以外は嘉陽に抑え込まれてしまっており、2回に1点も取れなかったのが痛いが後半どうか。
5回表、先頭和田センター前ヒット。1番に戻り八木は三振だったが和田二盗成功。徳本一塁線へのセーフティバントが内野安打となり1死1・3塁で北村。初球、一塁走者スタートし、遊ゴロだったが三塁走者和田もスタートが早く、ショートはバックホームせず一塁送球でホームインし0-4。走者1・3塁でのエンドランだったのだろうか。奇策にも思えるが、リードしているのもあり、徳本と北村がこの試合絶好調なので出来る策なのだろう。ここまでは嘉陽の好投もあり内容的には一方的な展開。その裏、先頭の大本が右中間スタンドへソロホームランを放ちようやく1点返す。2死後、舟久保レフト前ヒット。しかし秋利の3球目に二盗失敗となかなかトヨタを捕まえられない。
6回表、ヤマハはこの回から投手九谷、捕手川邊とバッテリーごと交代。大本はホームラン打った直後の交代となったがどうしたのだろう。先頭多木レフト前ヒット。樺沢のときにボークを取られ多木二進。樺沢は遊ゴロで多木動けず。高祖・佐藤を打ち取り、九谷が「らしい」ピッチングで無失点。その裏、1番から三者凡退だったが前野左飛、矢幡中飛は大きな飛球も外野の好捕に阻まれる。。
7回表、ヤマハは投手近藤に交代。2死から徳本四球。徳本はここまで全打席出塁(3安打1四球)。次も大当たりの北村だったが三振に打ち取る。その裏、4番から三者凡退。
8回表、ヤマハは投手佐藤廉に交代。6回から1イニングずつの継投となっている。試合展開は早く、8時頃でもう8回表。先頭の逢澤死球。多木三ゴロで二封。樺沢ライト前ヒット。高祖一ゴロで走者それぞれ進塁。佐藤空振り三振でピンチを切り抜ける。その裏、トヨタは投手渕上に交代。先頭の長濱ライト前ヒットで出たが吉田は一ゴロ併殺。今日2つ目の併殺打と吉田この試合ツイてない。舟久保も三振で無得点。
9回表、ヤマハは投手波多野に交代。2死から徳本ゴロでセンター前に抜けるヒットでなんと4安打目、全打席出塁。北村の初球に二盗敢行もタッチアウトで無得点。その裏、先頭の秋利が左中間スタンドにソロホームランを放ち2-4とヤマハ側の盛り上がりは最高潮に達したが、後続が渕上に抑えられ前野左飛、矢幡遊ゴロ、網谷三ゴロで試合終了。トヨタが都市対抗を制した。


試合前、ヤマハ練習中
決勝戦
宮本慎也さん始球式
ブレてしまった
一塁側、トヨタ応援席
ライトスタンドのビジョンに豊田会長の応援メッセージ。トヨタのパワーをこれでもかと見せつける。
ヤマハの応援もレフトスタンドまで埋まる
試合中
トヨタ優勝
スタンドに挨拶するヤマハの選手たち
試合終了

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