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東京ガーデンシアターにGO! Dリーグ取材に行く

ダンスのプロ、Dリーグの試合を紹介する。私も昨シーズンから見始めたばかりだが、結構おもしろいので、ダンスに興味がないという方も、ちょっと見ていってほしい。

さて1月28日(日)は23-24シーズンのラウンド7が行われた。会場はいつも東京ガーデンシアター。

住所は東京都江東区有明2丁目1−6。ゆりかもめ「有明駅」から徒歩4分、「有明テニスの森駅」から徒歩5分、りんかい線「国際展示場」から徒歩7分と、便はいい。

私はいつも築地の会社(日刊スポーツ)に寄ってカメラをピックアップしていくので、新富町駅から有楽町線で豊洲まで行き、ゆりかもめで「有明テニスの森」へ。駅を出たら、有明ガーデンが見えるので、その方向に進めばいい。ホテル「VILLA FONTAINE GRAND」も目標になる。

ホテルが見えたところで階段を上がって真っすぐ進むと、左側に「TULLY'S COFFEE」が見える。この角を曲がれば…Dリーグの各チームの上りが見える。係員が大勢いるので、入り口を聞けばいい。

私は時間があればTULLY'Sでコーヒーを飲み、余裕がなければコンビニエンスストア「ミニストップ」で水を買って行く。

私は報道陣入り口でプレスパスを受け取って会場に入った。報道陣のワーキングスペースに荷物を置いて、観客席の一部にあるプレス席へ行き、最前席をゲット! 先日取材させてもらったavex ROYALBRATSかばおの写真の真後ろだった。

前回に続いて、「能登半島地震災害被害者支援募金」が行われ、Dリーガーたちが大きな声で募金を呼びかけると、多くの観客が箱にお金を入れていた。私も、できることはやっていきたいと思う。

さて、午後6時にスタート。

いつもはチーム同士が対戦する形式だが、この日は少しばかり違っている。CYPHER ROUND(サイファー・ラウンド)といって、複数人が輪になって即興でパフォーマンスをするバトルスタイルである。

私は写真を撮影する。全体を撮るなら私物の250㍉レンズでもいいが、もっと近付ける400㍉のズームレンズを使う。狙うはDリーガーたちの「表情」。踊っている最中の笑顔、吠える顔、鋭い眼光……

リーグ全体も各チームも動画に力を入れており、ステージ上のパフォーマンスだけでなく、リハーサルや控え室の様子もリアルタイムに近いタイミングでSNSなどにアップされる。とてもではないが、動画では太刀打ちできない。

しかし、一瞬を切り取るスチール写真にも大きな魅力がある。日刊スポーツとしてはそこを狙っている。

パフォーマンス中は、当然ながら次の動きが分からないので、顔にズームアップしていると不安になり、引いて全体を把握したくなる。しかし、そこは覚悟を決めて、ファインダーからはみ出てしまう瞬間があっても、そのサイズで追っていく。

照明演出によっては、撮影に十分な光がない時間帯もあり、小さく撮った写真を引き伸ばす「トリミング」では画像が悪くなってしまう。「勇気を持ってズームアップ!」と、自分に言い聞かせながら、この日は1万枚を撮影した。

すべてのパフォーマンスが終わると、勝利者インタビューが行われる。取材を終えたら、帰りは時間がないためタクシーで会社に戻る。社内でカメラを片付け、記事内容を打ち合わせ、写真整理を行う。

いつもなら同僚の先輩と居酒屋などでビールを飲みながら感想戦をするところだが、この日は日曜日とあって会社の付近に空いている店がなかったので、仕方なく直帰した。

ラウンド8は2月8日に行われる。場所は同じ東京ガーデンシアターである。無料アプリでもライブ視聴できるので、ぜひ一度見てほしい。