会議録検索で市会議員の減税発言をチェックしてみる(伏見区編)
■参照サイト
京都市議会の会議録は以下のサイトから検索できます。
2023.4.9投票予定京都市会議員選挙、立候補予定者については以下のサイトを参考にさせていただきました。
伏見区選挙区の立候補予定者については、上掲サイトの以下のページ、
■検索結果1(「減税」ヒット0件)
現時点で立候補予定者14名、うち新人7名、現職7名。
以下、現職7名についてのみですが、[「減税」+議員名]で検索した結果を、スクリーンショットで貼ります。
すると……
一人目、「減税」ヒット0件、
二人目、「減税」ヒット0件
三人目、「減税」ヒット0件
四人目、「減税」ヒット0件
ナンダカナー💧
残るは三名。
公明党1名、自民党1名、無所属1名、
さて?
■検索結果2(公明党現職)
五人目、「減税」ヒット2件、
ただし1件は「軽減税率」、もう1件は「給付方式の減税」が「世界の趨勢」トカナントカ……
前者は公明党お得意、増税下での利益誘導? 後者はシンプルにバラマキかしら?
😮💨
■検索結果3(自民党現職)
六人目、「減税」ヒット4件、
ただし2件は議長発言、本人意思ではなく、単に議案の読み上げなのでノーカウントでしょう。
問題は残る2件ですが……
「国の定率減税の段階的廃止」、
地方財源確保のため「法人税減税等に反対」、
……など不穏な言及。
本人の意思か、他者への言及か、プレビューからは、疑問の余地も残らないでもありませんが……まあ、自民党ですからねぇ😮💨
文脈・ニュアンス等、詳細を確認してみる価値があると思う伏見区民は、プレビューだけでなく、会議録本体にアクセスしてみてください――というところでしょうか。
■検索結果4(無所属現職)
七人目、「減税」ヒット1件、
「定率減税の縮小による増税分」をどうするか質問?
本人がその増税についてどういうスタンスで質問しているのか、プレビューだけでは不明ですね。
要詳細。
伏見区民は、会議録本体に当たってみてもよいかもしれません?
■2023.4.2追記:検索結果4(無所属現職)補足
上の無所属現職「山岸たかゆき」議員、
上述のように、プレビューだけでは詳細不明だったので、会議録本体をチェックしてみました。
すると……
「定率減税縮小の撤回を求める意見書案」を提出した議員団のメンバーのようで、少なくとも言葉の上からは(意外にも)政府の「増税路線」に「反対」しているように見える……ようにも思えます。
所詮、現役政治家ですから裏があるかもしれませんが……
無所属といいつつ実は**系の**などでないことを祈りつつ、あとは「民主・都みらい」とかいう議員団について調べてみる必要がありそうでしょうか?
(どうも民主党系の議員団のようで、かつ平成17年ということは、政権交代に向けてのパフォーマンスですかねぇ……?)
■最後に
30年(どころではない?)の失政を続けてきた既存政治家にはそもそも期待するのが間違っているかもしれませんが……
その分、というかナントイウカ、公示日が近づいてきたせいか、伏見区選挙区にはかなりの人数の新人が立候補を予定しているようです。
だからといって彼らに「期待」……というと減税派の姿勢としてツッコミが入りそうですがw
まずは情報収集してみるのもよいかもしれませんし、もしもそれら新人が当選したなら、あらたに「現職」になるわけですから、以後の議会発言は、会議録に記録され、検索できるようにもなるでしょう。
検索システムなど活用して、彼らの言動の継続監視が必要と思われます。
なんとなれば公選された議員というのは、(本来は)市民・県民・国民の「代表」というか「代理」なわけで……有権者・納税者の声を「代弁」させる必要があるのですから。
以上、伏見区(あんど蛇足)でした。
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