会議録検索で市会議員の減税発言をチェックしてみる(上京区編)
■はじめに
会議録検索についてはこちらで書きましたが……
このさいだからまもなく公示される京都市議会選挙、京都市内11区の選挙区について、順次、軽くですが見ておこうかと。
なぜか?
候補者全員にアンケート配布したり、勉強会を開いたり、議員事務所に押しかけたり、などなどは、多少なりとも組織力がなければできませんが、単に検索して結果をつぶやくだけなら、個人でも、ヒキコモリでも、当方のような外出困難在宅介護者でも、できるからです。
そうすることで何になるのか?
投票の参考にできますし、また、日常的に議員の発言をチェックし、話題にする人が増えることで、議員に対する「圧」となり、彼らの言動に良い意味での緊張感をうながすことにも(実行する人数さえ増えれば)つながるのではないかと思うのです。
「こいつ増税派じゃん💢」
「こいつ一回も「減税」言ってない💢」
「こいつ減税派ぶってるけどいっつも増税とセットだよな💢」
などなど……
まずはお住まいの選挙区について、
[「減税」+議員名]
で検索し、そして、結果をSNS等で報告してみませんか?
(余力があれば「増税」とか「規制」とかでも?)
市町村議会はもちろん、都道府県議会でも、国会でも、やることは同じ。
それぞれに検索システムがあります。
(※都道府県についてはこちらのリンク集参照、国会については前掲のこちら末尾のリンク集冒頭に貼ってあります)
なお、この方法でチェックできるのはあくまで過去に当選経験のある現職・元職だけで、当選実績のない新人についてはチェック不能ですが……
一つの選挙区に現職を上回る大人数の新人があらわれることは稀ですし、ほんの数人(1人か2人?)の新人だけなら、SNSの発達した現在、個人でも、質問の一つや二つ、できるかもしれませんし、こういっては何ですが当選経験がない≒立場の弱い(≒腰を低くせざるを得ない)新人なら、回答も得られやすいかもしれません?
それはさておき、現職・元職だけでも、調べて損はないですし、新人だって当選すれば現職になるのですから、その後の継続チェックが必要なのは当然です。
ということで前書きは以上(長くてドーモスイマセン)
前回の北区選挙区につづいて、今回は上京区
■参照サイト
京都市議会の会議録は以下のサイトから検索できます。
2023.4.9投票予定京都市会議員選挙、立候補予定者については以下のサイトを参考にさせていただきました。
上京区選挙区の立候補予定者については、上掲サイトの以下のページ、
■検索結果(上京区選挙区)
現時点で立候補予定者5名、うち新人2名、残る3名が現職のようです。
例によって現職3人について、[「減税」+議員名]で検索した結果を、スクリーンショットで貼ります。
すると……
まず一人目、
はい、次いってみよー
二人目、
一応「減税」でヒットはありましたが、どうですかね?
一部プレビューだけでも、共産党提案の「消費税減税の意見書」について、「これは必要ないです」という内容であることがわかります。
その理由については発言や議論の流れをさらに詳しく見ていく必要がありますし、そもそも共産党(≒私有財産否定)が減税(≒財産権の尊重)と相いれるとも思えませんが……
それはそれとして、では、この議員さん自身は、減税に向けて何かアクションを起こしているのかいないのか? 肝心なのはそこかもしれません。
上京区在住有権者・納税者の皆さん、興味があれば、深掘りしてみてもよいかもしれません。
さて、残る1名ですが……
こちらは3者のなかで一番ヒット件数が多いようです。
検索システムの仕様上、一部プレビューが単年度でしか表示されないので、スクショが2枚になりますが、
減税発言が多いのはもちろん、実は否定的だとか、増税とセットだとか、あからさまに裏がありそうな感触も(この一部のみのプレビューからは)ハッキリとは読み取りにくく、さらなる検証が必要そうです?
中には、減税のいっぽうでそれくらいならあれしてくれこれしてくれという声もあるが~的な意味の発言も見えるようですが、議員自身がその「声」に賛成なのか反対なのか、一部プレビューからはわかりませんね。
そこは(そこが)要確認でしょうか。
政治家の言動ですから、眉にツバは幾重もつけつつ……
何でしたら会議録本体をチェックして、もう少し詳細をチェックしてみるのがよさそうです?
上京区在住有権者の健闘を祈ります。
以上、上京区でした。
次回、左京区編に……つづけたほうがいいですかねぇ?
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