ホワイトハウスのカザルス
平和主義者にして20世紀最高のチェリストであるパブロ・カザルスがケネディ大統領に招かれた演奏の記録です。当時は冷戦の真っ只中、前月にはソ連が人類史上最大の水爆実験を断行したばかり。1938年以来アメリカ国内における公の席での演奏を中止していた巨匠が、ケネディのヒューマニズムの指導者としての姿に心を打たれて披露した一世一代の名演。 ジャケット写真でケネディ大統領の隣は当時のプエルトリコ総督らしい。(プエルトリコはカザルスの母の祖国)
パブロ・カザルス(チェロ)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
●ピアノ三重奏曲第1番二短調 作品49 (メンデルスゾーン)
●チェロとピアノのための演奏会用小品(クープラン)
●アダージョとアレグロ変長調 作品70(シューマン)
●鳥の歌(カタロニア民謡:カザルス編)
録音:1961年 ホワイトハウス/ワシントンDC(モノラル録音、ライヴ)
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