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僕がフィルム写真を撮る理由。

こんにちは、Takuma(@t_s_o_w_27)です。

ここ数年は原材料費の高騰などが原因でフィルム写真を撮るのに必要なコストがどんどん増えています。安いフィルムでも36枚撮りで2,000円ほど。加えて現像代で1,500円ほど掛かります。単純計算で一枚撮るのに約100円です。また、大好きなフィルムが生産終了になったり、ラボの撤退があったりなどと厳しいことだらけです…。

そんなことはさておき、今回は僕がフィルム写真を撮る理由について綴っていきます。


1.色味や質感が好きだから

デジタルとは違ってフィルム特有の色味や質感があります。

ラボにカラー処理をしてもらうので、少しはデジタルの要素は入ってしまいますが、それでもフィルムにしか出せないモノは存在すると思います。

手焼きのように、全てアナログの工程を踏むことで更にいい写真ができることも予想できるので、近いうちに体験してみたいです。

Rolleiflex 3.5F

2.ワクワクするから

フィルムを買う→色んなものを見る→写真を撮る→撮り終わる→ラボに持っていく→仕上がりを貰う

というなが〜いプロセスを経て、やっと手元に写真が届きます。長い時は半年なんてことも。笑

何を撮ったかわからない。けども、仕上がったデータを見るとその時の記憶が蘇ってくる。

そんな体験に僕はワクワクされられるのが好きなんだと思います。

フィルムはまるでタイムカプセルのよう。

olympus pen fv

3.確実に未来に残るから

デジタルで撮った大量の写真は現像をせず、大量のデータの中に眠ったままというのはよくある話だと思います。ましてや微妙だと感じて消しちゃうこともしばしば。

今は大容量の記憶デバイスやクラウドサービスがあってデジタルの写真はデータとして保存ができます。対してフィルムは手に取ることのできるネガというモノとして残るため、その価値は高いと感じています。

フィルムの写真はブレていても、ピントが合っていなくても残ります。

contaxT2

4.気持ちの面でのノイズが少ないから

スマホやデジカメのように気軽に何枚も撮るのではなく、特に自分のいいなと思った瞬間を丁寧に切り取ることが多くなります。

日常でも旅でもそうですが、液晶を通して見る景色より、目で見る方が綺麗なことを知っているから、五感を研ぎ澄ませて目の前の世界と対峙することが大切なんだと言い聞かせています。

「自分の心が動かされた瞬間を残したい」という一心で写真を撮ることが、後々見返した時に自分への宝物になるのではないでしょうか。

フィルムは粒子の集まりで、ノイズも出るけども、気持ちの面でのノイズが少ないということ。

contaxT2


終わりに

今回は僕がフィルム写真を撮る理由をまとめてみました。

フィルム写真への風当たりが厳しい時代になりましたが、存在する限りはフィルムを買って撮り続けたいと思います。大切な写真を残して、未来の自分へ贈ることができるように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回のnoteでお会いしましょう。

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