これまでの経緯2

2024.2.8 病院に説明を聞きに行く日。

この日まで、乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍…など良性のパターンでも血流があることがあるとか、リンパは乳腺炎でも腫れるとか、そういうことも調べたりして、気を紛らわしていた。

前回針生検してから、その辺がチクッとしてずっと嫌な感じは続いてた。

説明当日。
説明室に入る時の医師の表情でわかると誰かのブログで読んだので、気にしてみたけど分からず。
「一緒に来られている方は?」と聞かれ、「夫です」と返事したらそれを記録する事務の方がいて、そこでなんとなく察した。
(良性なら付き添いはおまけみたいなもんだもんね)

「前回マンモグラフィとエコーをして、もくもくとした所見がありました。そこを生検、近くのリンパを細胞診に出しています。
結果は、リンパ液は陰性でした。もう一つ、生検したところの組織を調べまして、結果はちょっと良くないものが出ています。
治療は手術になります。少し広がってるから全摘になります。再建は考えますか?うちでは二期的な手術になるけど、大学病院で一度にできるところが違うので紹介もできます。まずはCTゃMRIを撮って広がりをきちんと確認してから方針を決めます。
また遺伝性の検査もあって、それが陽性の場合は予防的に卵巣を取る手術をお勧めしてます。卵巣がんは発見が難しいので。あとは子どもさんのことで気をつけられるというメリットがあります。知らなければよかったと言う人もまれにいます。
とりあえず、検査だけして大学病院に紹介状を持っていくか、大学病院に直接予約するか…」

…と、たくさんの情報が舞い込んできて、
全部意味はわかるけど、ただただ受け入れるのが精一杯。夫の顔を見ずにひとりで受け答えしてた。
治療や再建についての選択なんて、まだ知らないことばかりで答えられなかった。

夫が「とりあえず早めに検査したいので、大学病院がいいと思う」って冷静に言ってくれたのが印象に残ってる。

私「過去の話になってしまうんですけど、いつから大きくなったんでしょうか?」
やはり過去への後悔は拭えず聞いた。

医師「授乳してたらわかりにくい。もともとあった種が妊娠中にホルモンの影響で大きくなった可能性はあるけど、そこは分からない。12月に気づいたってことだから、最近かもしれないし。」と。

とりあえず、医師は悲観的な雰囲気ではなくて、
説明し慣れてるからなのかな。
なんか現実見なく退室。この病院から大学病院へは電話しておくとのことで諸々手続きについて確認して帰宅。

また来週紹介状と生検した組織を取りに来るようにとのことでした。

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