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で、スケジュールは?

冷蔵庫には直売所で購入してきたカブ・キャベツ・じゃがいも・玉ねぎ。小さな肉屋で手に入れた豚バラブロック肉がある。具材ごとにスレンレスフライパンで炒め焦げ目をつける。圧力鍋にローリエと共に封じ、加圧。豚肉のスープを作った。ベーコンやソーセージを使ってポトフにすると、加工肉の風味が強すぎそれが気になる。強い匂いを放つひとりが鍋の中を支配する。それぞれを均衡させたい。仕上がりは上手くいった。新鮮な野菜自体の貢献が9割9分。うーむ。やっぱり、キャベツとカブは加圧しないほうが美味しいな。さっと煮る程度が僕は好みだ。歯ごたえが欲しい。お好み焼きのキャベツも同様。厚めに切って、ザクザク食べたい。

夜は模型作り。向こう4日間は没頭する予定だ。設計図を見て部材を黙々とカットする。考えごとが捗る。端末をいじって余計な情報を得ないから、自分の声だけがアタマに響く。クルマの運転や散歩と同じ効果があるね。繰り返し、これが単位になるなんて建築学科生は恵まれている。

28時就寝、11時起床。早朝、キツツキが一度叩く。内側から壁を叩き応戦。穴を開けようとはしていなさそうだ。何かを確認している。今日は良い夢を見た。もう何年も会っていない方が登場した。懐かしい心地。一緒にケーキを食べた。最近(3週間ほど)ケーキ食べてないなぁ...。ケーキ屋にクルマを停めるのが面倒だ。ケーキ屋やレストランなど、ちょっと洒落たお店はこの観光地ではいつも混んでいる。一方、コメリや農協資材販売センタに人はいない。僕はそもそも、敷地からあまり出ない。そうして生菓子から遠ざかる。

昼食は昨晩調理した豚肉のスープ。豚肉が美味しいのでそればかり真っ先に平らげてしまい、後半はただの野菜スープとなる。それもまったく悪くはない。しかし飽きる。次節は大量に備蓄している紙パックのカットトマトを投入してトマトスープとする。

夕方、外資系戦略コンサル会社で出世街道まっしぐらの友人から相談を受けた。zoom越しである。頻繁に会話する機会があるので疎遠になった気はしないのだが、1.5年ほど物理的に会っていない。病原菌をきっかけにせずともテクノロジの発展が進めばそれが一般化する。物理的にはひとりで過ごし、テクノロジにより多くと緩やかに繋がる。誰かみたいだ。

いつものように、当たり前のことを淡々と述べた。その期待値が最も高い。第一に、どうしたいのかを決める。時価総額1兆円を目指すのか。1000億円か、100億円か。そもそもIPOを目指さず優良中小企業を狙うのか、もしくはいわゆるブティック系に至るのか。どれが正しい、という答えはない。それぞれの人生や性格によって、ゴールが異なる。みんな違う目標を掲げて生きている。思い通りになること、満足して生きること、これが大切だ。規模としての大きさが正しさの尺度ではない。2年近く前に書いたね

次に、スケジュールをひく。いつまでに達成したいのか。10年かかっても良いか。2年で得たいのか。それによってアプローチが大きく異なる。行動が変わる。スケジュールのスピードは、他社・過去事例を根拠に、それが絵空事でないことが説明されなければならない。現実的な実現可能性の範囲内で、すべての議論はおこなわれる。

最初に決めるべきことは上記2点だ。僕の観察では、それなりに賢い人であれば、結局、いつかは、成功する。問題は、スピードだ。上手にやれば、成功が早い。そうでなければ遅い。それだけの話。アプローチを固定すると、長い時間をかけたほうが、成功する可能性が高い。将来のある時点から振り返ると、早く始めたほうが、長い時間をかけることになる。したがって、「どうしたいのか決める。いつまでに達成したいのか決める。そして、早く始めるべきである」という結論に至る。

何を当たり前のことを、と思ってしまうが、しかし多くはこの程度の発想であっても盲目的だ。「どうしたいのか?」「いつまでか?」「いつやりはじめるのか?」という質問に答えられない。「挑戦し続けることが大切だ。いつかは成功する」などと叫ぶ。それはそうだが、それゆえ、注力の対象は、いかに早く成功するか、なのだ。成功それ自体ではない。

このトピックはもう少し続く。また明日。

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