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費用 = 金銭・工数・面倒 x 現在・未来

仕事とはカネ稼ぎであって、稼ぎとは、売上から費用を引いた利益を意味する。利益だけが事業を評価する指標。売上はその計算要素に過ぎない。そんな話を前回書いた。続き。

費用について、もう少し詳しく記載する。まずは分類から。売上に関係付けられるものと、そうでない、ビジネス全体に関わるものがある。前者は『原価』、後者は『販管費』などと一般に呼ばれるが、職能や技術体系によってその範囲は若干異なるので、用語あまり厳密に記憶する必要はない。アタマの中で、実態が区別されていればそれでよい。原価はさらに、売上と比例して増加する『直接費』、比例しない『間接費』に分類される。ただし間接費も時間軸を伸ばせば、売上・ビジネス規模と相関する。さらには、前分岐の販管費も同様に、売上と当然に相関することから、いずれの分岐も結局は、傾向の問題である、といえる。精確には、”原価的”・”直接的”などといった表現である、ということ。

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