見出し画像

コロナによって起こった身の回りの変化を記録してみた

インターネットや新聞・テレビが新型コロナウイルス(以下、コロナ)のニュースで埋め尽くされるようになってから、3ヶ月ほどが経ったでしょうか。

コロナによる、社会や経済といった大きな文脈での変化は、いろいろなところでいろいろな人が語ってくれていて、そういった情報は自然と目に入ってきます。もしかしたら少し飽きてしまった方もいるかもしれません(ぼくもそうです)。

一方で、当然ですが、コロナの影響はぼくの身近な場所にもたくさん起こっています。

ぼくの身の回りに起こった影響はとても個別具体的なものです。一般化することはできるかもしれませんが、N=1の現象として、貴重なものだなと感じています。

そこで、記録の意味も込めて、コロナとそれに伴う生活の変化によって、ぼくの身の回りにどんな変化が起こったのかを記します。

ぼくは今、両親と社会人の兄、大学生の妹の5人で一緒に暮らしています。

ぼくたち若い世代の変化はいろいろなところで描かれていますが、両親の世代や家族という単位での変化は多くないように思います(ぼくが手に入れる情報にバイアスがかかっている説もあるけど)。

なので今回は、ぼく自身の変化というより、特に家族に起こった変化に目を向けてみます。

親がインターネットやデバイスに詳しくなった

ぼくの親は、元々ITリテラシーが決して高かったわけではありません。

新しいスマホを買った際、初期セットアップはぼくに全部任せっきりだったし、不要なものを売りたいときも、メルカリの使い方が分からないからとぼくに丸投げしていました。

しかし、コロナの影響で、例えば友だちとの飲み会はzoomになったり、ネット通販を活用する場面が増えたりと、親世代も必然的にオンラインを使うように。

それに伴い、インターネットやデバイスについて自分で調べて学ぶようになりました。「ついていかないとやばいと思った」と話しています。

これまでは新しいアプリを一つ入れるのもひと苦労でしたが、ITリテラシーが向上した(何より自分で調べる習慣がついた)ようで、自分で新しいアプリやwebサービスを使ってみているようです。

また、以前まではかなり古いiPadを使っていたのですが、そのiPadでは使えないサービスが増えてきていることを知り、iPadを買い替えもしていました。

(ちなみにこのあとわかったのですが、祖母のITリテラシーも上がっているようです。すごい。)

家族の中でNetflixが流行った

ぼくはAmazon PrimeとNetflixに登録しているのですが、ぼく以外の家族は動画ストリーミングサービスをこれまで全く使っていませんでした。

緊急事態宣言が出されたあたりで一度勧めたのですが、その頃は大して興味も示さなかったです。

しかし韓国ドラマ『愛の不時着』のブームの影響で、ある日韓国ドラマ好きの家族から「あっきー(ぼくのことです)ってNetflixやってるんだっけ?」と聞かれ。

その次の日には家族も見るようになり、さらにその翌日にはプランを一つグレードアップさせることになりました。

今では一番の娯楽(暇つぶし?)になっています。

各社やっていますが、ファミリープラン的なものがあるとこういうときに圧倒的に勧めやすいなと。また家族がNetflixをはじめたことで、例えば親が友だちとの飲み会でNetflixにハマっている話をして、さらに広がっていくという動きもあったようです。

家族内の会話がほぼコロナに関することに

ぼくの家族は性格的にはよく喋る人たちなのですが、みんな実家にずっと住んでいるので、これまではさほど家族内での会話が多かったわけではありませんでした。

家族それぞれやってることも違って、共通の話題も少なかったです。

ですがコロナが流行りはじめて以降、家族内で登る話題はコロナに関することがかなりの割合を占めるようになりました。

これには2つの側面があります。

1つは、元々そんなに話題がなかったが、コロナが社会全体に大きな影響を与えた結果、家族全員に一定の関連がある共通の話題が生まれた、という側面です。

実際に影響を受けた程度やその種類はそれぞれ全く異なりますが、なんとなくのレベルで共感し合えており、話題として成立しているような感覚です。

一方で、話題の多様性はかなりなくなりました。少ないなりに、それまで多様な話題が家族の間で話されていましたが、現在はほぼコロナの話になってしまいました。

個人的なことですが、ニュースでもSNSでもコロナの情報ばかり受け取って正直少し辟易としているので、ぼくはコロナの話題が家族間で出るとあまり参加しないようにしています。

これもある種のフィールドワーク

コロナによる社会の変化は「未来の教科書に乗りそうだよね」と言われたり、震災や戦争といった大きな出来事と比較されて語られたりしています。

そんな大きな変化の渦中にいる1人として、ある種のフィールドワーク的にこれからも今起こっている変化を記していきたいです。

Twitterもやってます。

写真フォルダにあった、ソーシャルディスタンス取ってる風の写真をサムネにしてしまいました。

サポートでいただいたお金は、今後もよりよいnoteを書き続けていくために、サウナに行ったり美味しいもの食べたり本を買ったりと、ぼくのQOLアップに使わせていただきます。いつもnoteを読んでくださって、本当にありがとうございます。