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今の自分を大事にしているか?という自分への問いかけ (#34)

こんにちは。
今日は、コーチングをする中で感じることを綴ってみたいと思います。
「今の自分を大事にしているか?」ということについて。

僕は、ある妊婦さんに、コーチとして関わらせてもらっています。
まさに新たな家族関係ができる中、コーチとして伴走させてもらっています。
彼女の了解をいただき、少しエピソードに触れたいと思います。

先日のコーチング・セッション(1対1の対話)は、まさに「もうすぐ臨月なんです」という時期でした。
セッションの終盤、次のセッションの日にちをどうしようか?という話をしていた中、僕からこんな言葉が出てきました。

「次のセッションまでの時間は、きっとかけがえのない時間になるんだろうね」

ひとつの身体にふたつの生命が存在する時間、旦那さんとの時間を、大事にしてほしい。
そんな願いから、ふと湧いてきたのです。

僕は、コーチングセッションの後、一人で振り返りの時間を持っています。
そんな中、前述の言葉が、自分に引き波のように押し寄せてきました。

「次のセッションまでの時間は、きっとかけがえのない時間になるんだろうね」

彼女にとって、かけがえのない時間であってほしいと願いを込めた言葉。
しかし同時に、それは自分自身を比較対象として発した言葉だったのかも、とも感じたのです。

だって自分は、
月初の仕事もあるし、
毎週の定例会議もあるし、
月末処理もあるし、
夕方になったら子どもたちの迎えもあるし、
週末には習い事の送り迎えもあるし、
そうそう、下期の目標設定も期限が近い。

知らぬ間に築かれていた、自分の思考のクセに対して、
自分が口にした「かけがえのない時間」という言葉が自らに問いかけてきます。

必要以上に自分をさげすんでいないか?
今の自分を大事にしているか?

未来への不安や、過去への後悔を持つことができるのは、成人特有の能力とも聞きます。
それがゆえに、両足で今に踏ん張るのが難しいのも事実。
だからこそ、今の自分に好奇心を向けてみて、今の自分を大事にしてみては、とも思います。

そういえば。
15分前、3歳の娘がギャン泣きしていて、もう悲劇の様相でした。
しかし今は、ゲラゲラ笑っています。
15分前の「今」に、15分後の未来がこうなるとは思えませんでした。
今からすると、15分前のできごととのギャップに、「芸人か」とツッコみたくなってきて、喜劇にも思えてきます。
見方によっては、これもかけがえのない時間だったのかもしれません。

まわりを大事にする人ほど、今のあなたを大事にしてほしいな、と思い綴りました。
今日も佳い日で。

* * *

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プロコーチとして活動しております。
コーチングとは、話したいテーマを切り口に、一歩でも半歩でも踏み出そうとされている方とコーチとの1対1の継続的な対話を通じて、コーチが伴走し応援していく関わりです。
テーマは、キャリア・進路・家族のことでも、「よくわかんないけど何かモヤついている」でも、なんでもOK。
コーチとの対話を通じて言葉にしていくことで、ご自身の本当の想いの解像度が上がり、行動につながっていく。これがコーチングの力です。
1クール6回、月1-2回・1時間/1回を目安にご提供しています。体験セッション (1時間) も承ります。
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