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ロックの日と、感情が持つエネルギー。(#32)

今日は6月9日「ロックの日」です。音楽大好きな僕にとってロックも大事な音楽です。
ところで「ロックって何が良いんだろう?」と問いを立てたところ、僕がコーチとして持っている考えでもある「感情が持つエネルギー」につながってきました。
そんなことを、1,569文字(いこう、ロック!)で綴ってみたいと思います。ロックンロール!


ロックとの出会い

「テレビとラジオ。ひとつしか選べないとしたら、どちらを選びますか?」

そう訊かれたら、0.1秒で「ラジオ!!」と答えるくらい、僕はラジオが好きなのです。
高校の頃から、未知なる音楽の世界を与えてくれたラジオ。
そして大学で北海道に渡るとラジオにさらにのめり込み、今や北海道の夏の風物詩ともなったロック・フェスティバル " Rising Sun Rock Festival " に毎年通うようになり、毎月のようにライブハウスを行脚するようになりました。
ロックは、そうして僕の身体の中に、カッコいいものとして染みていきます。

とはいえ。結局のところ、一体、ロックの何が良いんだろう?
我ながら難しい問いを抱いてしまいました。
美しいギターライン? Yes。
えぐるようなベースサウンド? Yes。
心臓の鼓動を煽るようなドラムス? Yes。
しかし、それらを包含する何かがある気がする・・・

否定的な見方をすれば、必要以上の大音量でやかましく、直接的に何かを生産しているとも言い難く、腹の足しにもなりゃしない。
なのに、何が良いんだろう。
そんなふうに左脳で問うこと自体がロックじゃないのかもしれません笑
そうだ、考えるな、感じろ!!

感じる・・・
そう、思い浮かんできたのは
「感情はエネルギーだ!良し悪しじゃないんだ、勝手に決めつけんな!」
という言葉です。


感情はエネルギーであり、善悪ではない

世相、孤独、貧困、戦争、差別など。
時として、ロックの楽曲はセンシティブな題材を、そして、それらに注がれるポジティブとは呼ばれにくい感情を扱うことがあります。

腹立つ、悲しい、悔しい、怖い、寂しい、困る、つらい、焦り、無力さ、卑屈になる。

こんな手触りの感情を自覚すると、たちまち、
「こんな感情にはフタをして、表に出してはならない」と反応してしまいがちになります。

それはもしかしたら、僕らは普段の暮らしの中で、周りを慮り協調しようとするあまりの反応なのかもしれません。

しかし、そんな感情の裏側にあるのは、どんな想いや願いなのでしょうか。

誰かの役に立ちたいからこそ、無力さを感じる。
誰かの幸せを願っているからこそ、悲しくなる。

そう思うと、一見グジュグジュした感情も、大事なエネルギーにも思えてきます。
無理に解像度を上げようとしたり、無理にフタをしたり、無理に解消しなくても、良いのかもしれません。

ズッシリ感じる題材を扱うロックがなぜ良いのか。
それはもしかしたら、「感情のエネルギーをリアルに爆発させて、音楽に込めているから」なのかもしれません。
その感情を、無理に整えようとすることなく、楽器に声にのせていく。
だから聴き手の心に響いてゆくのでは。
ロックの日に、そんなことを感じました。


今日も佳い日で。
読んでくださってありがとうございました。
スキしてくださると励みになります!


あとがき1:
最近大好きなアーティスト「リクオ」さんのステージ映像。
いろんな思いが交錯する歌ですが、最初の「ロックンロール最高!!」が大好き。最後は両手バンザイ、こっちもバンザイ!
ライブテイクは、やっぱりたまらんです。


あとがき2:
まるで流れるように運ばれるように時間が過ぎてゆく中、6月9日が終わる前にロックの日を思い出させてくれた、このinstagramに感謝!
僕がアンバサダーを務めている、バッグ型生ごみコンポストを運営する LFCさんの投稿。
ロックなお二人、ばりカッコいいです!

* * *

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