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LFCコンポスト日記 ~初代コンキチ、熟成と旅立ち~ (#6)

こんにちは、とおるです。#5からなんと1ヶ月も経ってしまい、すっかり筆不精になってしまいました。

5月の終わりから始めているLFCコンポスト。我が家では彼に「コンキチ」と名付け、子どもたちと一緒に親しんでいるのですが、#4の記事からの続編で、約2ヶ月間・総量20㎏の生ごみを受け止めた初代コンキチの熟成が終わりました。今回、熟成、そして、堆肥になった初代コンキチの新たな旅立ちを記事にします。

その前に、今一度、LFCコンポストのタイムラインのおさらいです。この記事では②を振り返ります。

①生ゴミ投入:約20㎏まで。約1~2ヶ月目安。
②熟成:生ゴミ投入を止め、水と酸素を適宜与えながら堆肥化する。3週間目安。
③野菜づくり:できた堆肥を使う。

熟成期間 (7月下旬から8月下旬まで)

熟成期間は、「週3回、約500mlほど水を与え、かき混ぜる」をベースとしました。熟成期間は、水と酸素を定期的にいきわたらせてあげるのが大事とも聞いていました。熟成が進むと、色が黒ずんでくるような気がします。

また、残っていたトウモロコシの芯も、スコップでサクッと割れるようになったので、なるべく砕くようにしました。

私にとっては初回の熟成で、よく「熟成完了タイミングの見極めが難しい」とも聞いていました。熟成期間は約3週間程度と聞いていましたが、やや長めに1ヶ月間熟成を行いました。初めてやって感じた熟成完了のタイミング見極めを記録しておきます。

・色が黒くなってきた
・水分をあげても温度が上がらない
 (生ごみ投入期間に比べると、ホカホカ感がまったくなくなりました)

初代コンキチが熟成完了した姿です。

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初代コンキチの旅立ち

できた堆肥をどうするか。これについても、LFCコンポスト運営チームは、素晴らしいプロジェクトを展開してくれています。

出来た堆肥を受け取り、それを使って野菜を育てる、というプロジェクトを展開してくれています。今回、これに参加することにしました。

焼却処分せずに済んだ生ごみからできた堆肥から野菜を育ててもらう。こんな素晴らしい循環の輪に混ぜてほしい、と思い、参加を決めました。

熟成が終わった初代コンキチを梱包して送ります。梱包には、初代コンキチの基材などのキットが送られてきた袋と段ボールを再利用しました。

ということは、、、生ごみを20㎏分投入しているのにも関わらず、そんなに嵩は増えていない、ということなのです。これには驚きました。微生物の力、本当にすごいものです。

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初代コンキチは旅立ち、今は2代目コンキチに生ごみ投入中です。初代コンキチでLFCコンポストのサイクルが一巡しましたが、これから季節が変わることで、また色々と異なる経験ができるのでは、と楽しみにしています。これからもLFCコンポストを使っていきたいと思います。

世の中、目に見えないウイルスに向き合わねばならない日々の中、行動にも制約が生まれ、ここ東京でも自然との接点が難しくなっていることを実感します。ですが、目に見えない微生物の力を目の当たりにし、日々土と向き合えるLFCコンポスト。これからも付き合っていきたいと思います。

今日もおつきあいいただき、ありがとうございました。
今日も佳い日で。






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