noteの新たな価値を見つけた話 (#13)

こんにちは、とおるです。
先日ご縁をいただき、オンラインでプレゼンテーションをさせていただきました。
プレゼンテーション後のフォローアップを目的として、使ったスライドではなくnoteを共有したところ、思っていた以上に良かったのです。
どのように使ったか、また、話し手・聴き手の両観点で何が良かったかをまとめたいと思います。
ちなみに、内容はこちら(前編・後編の2本立てです):


何が良かったか

1.ストーリーを構造化できた

オンラインに限らず、私がプレゼンテーションで気をつけているのは、「話し手は、自身が伝えたいことと、聴き手の興味を最大限重ねていく」ことです。
少しずつ重ねていくのに、ストーリーの構造化はとても大事だと思っています。
noteの大見出し機能・小見出し機能を使って構造化しながら文字におこすことで、話し手として「伝えたいが、要らない話」をあぶりだすことができました。
さらに、noteで目次をつけてあげることで、話し手として構造がくっきり見えるようになりました。

2.スライドはシンプルに、スピーカーノートはnoteに

スピーカーの悩みとして、「スライドにどこまで文字を載せるか」があると思います。
スライド本体に伝えたい文字をすべて載せると、聴き手は文字を追うのに一生懸命になってお腹いっぱいになってしまいますから、なるべくキーワードを載せたい。
一方で、スライド1枚にキーメッセージひとつだけだと、真に伝えたいことが伝わらない。
私はずっとこんなコンフリクトを抱いていましたが、スライドをシンプルに作り、noteをスピーカーノート(台本)として表現することで、このコンフリクトが見事に解決されました。
前述の大見出し機能・小見出し機能を使うことで、全体の文字数バランスも見えてきました。

3.参考記事へのリンク

意外に便利だったのが、参考記事へのリンク。
noteの「埋め込み」を使ってリンクを生成すると、単調なURLだけでなく、サムネイルとしてその記事の概要も表示され、この点でも読み手に対してフレンドリーだったのではと思います。

4.プレゼンテーション後の追体験としてのツール

プレゼンテーション前に下書きを完成させておき、いざ終盤に「今日はありがとうございました。この後、こちらのnoteで共有しますのでぜひご覧ください!」とお伝えしました。
その直後に、下書きしていたnote を即公開。手前味噌ながら、このタイムリーさも良かった気がします。

おわりに

今回、私としては話し手の整理としてnoteにスピーカーノートを言語化したのですが、「せっかくスピーカーノートをつくるなら、それを聴き手に共有できる形にすれば?」という発想をとったところ、聴き手の皆さんにもとても好評を得ました。
そして、何より良かったのは、note ライティングが滞っていた自分が、再び note というツールの良さを再認識できたことかもしれません。
ぜひ、何らかのプレゼンテーションでスピーカーをされる時に、やり方をご参考にいただけると幸いです。

今日も佳い日で。

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