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LFCコンポストを始めて、2年が経った(前編:始めたきっかけ) (#29)

LFCコンポストを始めてから2年が経ち、久しぶりに綴ろうと思います。
「自然に生きる、自然と生きる」を自分の人生に掲げていながら、ここまで筆不精になったのはなぜか。
それは、LFCコンポストが、もはや当たり前の存在になったからなのでしょう。(いや、ただの筆不精ではないか笑)

2年経って感じている不可逆なインパクトを1つの記事に書ききれる自信がなく、まずは前編です。


1.始めたきっかけを振り返る

2021年5月にLFCコンポストを始めたきっかけを振り返ります。

僕は、食べることが大好きです。
食べられる部分は残さず全ていただきたい、可食部を最大化したい。
鮎の塩焼きもホッケの開きも骨まで全て食べたい派です。
とある漁師宿のおかみさんから「あんたが焼き魚を食べた跡には猫も寄らん」との言葉を頂いた時は無上の喜びを感じました。

そんな僕が、ずっと消化できずに抱えていた違和感とは。
「食べられるものを、食卓にあげるものと生ごみに分けているのは、自分の選択なのだ」

ここに、獲ったばかりの美味しいアスパラがあったとします。
どんなに美味しそうでも、ああ力乏しきホモサピエンスよ、茎の硬いところまで食べる消化器を有しておらず、、
どこかでエイヤと包丁を振り下ろし、食べられる部分と食べられない部分に分けないといけない。
つまり、包丁のこっち側と向こう側、可食部か生ごみかのボーダーラインを引いているのは自分なのだ・・・

そして、生ごみ。
都心部ではカラスに散らかされたごみ袋を見て、イヤな気持ちになるものの、
そもそもカラスはなぜ散らかすかと言えば、そこに生ごみという栄養があるからなのですよね。
価値があるのに自分の判断で棄てていることに、すごく違和感を感じていました。

「捨てる生ごみを何とかしたい」
そんな中で出会ったのが、バッグ型コンポスト・LFCコンポストでした。
そういえば、始めた時のことを note に綴っていました。

2.数字的で振り返る2年間

起きたインパクトを綴り始めると大変なことになりそうで、また少しずつとして、
ここでは、いくつかの数字で2年間を振り返ってみたいと思います。

14世。
我が家のLFCコンポストには「コンキチ」と名付け、子どもたちと一緒に楽しんでいます。
我が家では、およそ2ヶ月の周期で、「LFCコンポストに生ごみを投入→熟成→農家さんへ」を繰り返しています。
そんなサイクルも、気がつけば14回目です。
今、我が家にいるのは、コンキチ14世です。徳川16代超えが、いよいよ視界に入ってきました。

280kg。
1サイクルのLFCコンポストは、およそ20㎏の生ごみを受け止めてくれます。
絶妙な水分調整が働くバッグと基材のおかげで、好気性の微生物が生ごみを黙って文句も言わずに分解してくれるのです。
14サイクル × 20㎏ とすると、280㎏ もの生ごみを堆肥に変え、燃やすことなく地球にお還ししたことになります。

6,104枚。
2年間LFCコンポストを続けたコストで、45Lごみ袋を買えた枚数です。
こう見ると、経済合理性で断じてしまえば、高い。
しかし。それを上回るインパクトが、我が家に訪れた気がします。
※ LFCコンポスト:1サイクル2,398円 (基材定期便、送料込)  × 14サイクル、ごみ袋:某DAIS〇 45Lごみ袋20枚入り110円 で換算(執筆時点)

奇しくも新型コロナウイルスという目に見えない脅威にさらされた2年間に、LFCコンポストの中にある、目に見えない微生物を通じてうまれたインパクトとは。
続きは、いつかの続編にて。

お読みくださりありがとうございました。
今日も佳い日で。

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