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独立8日前に感じる、保険証の重み (#70)

独立まであと8日。
来週の今日、会社に最後に出社し、もろもろ返す手続きをするのです。

返すものというと。社員証、iPhone、保険証・・・
そうか、保険証は家族の分も返すのか。
家族の保険証も、返す。

これに気づくと、急に重みを感じ、そして背筋が伸びてきます。
このことを、noteに書き落としつつ、自分でも深めてみたいと思います。

今日も乱文必至ですが、どうか前に進みたい方に届きますように。


保険証の重み。

無機的な文字が印刷されている、ただのプラスチックカードに過ぎないのに。
9年前に転職した時、この重たさを感じた記憶はない。
それは何でだろう。
その時、扶養する子どもが居なかったからなのか、転職とはいえ次の会社が守ってくれる安心感からだったのか。
きっと、どっちもなんだと思う。

「会社が守ってくれる安心感」なんて、今だから発現することであって、あの頃は想像すらつかなかった。

これからは。自分の責任で、自分で選択し、自分で行動していく。
行動というのには、「する」行動もあるし、「しない」「やめる」行動もあるんだと思う。

そんなことを言葉にしながら、ただただ、子どもたちの名前が印字された保険証に、重みを感じている。


そんなに重いのなら?

その重みをどう扱いたいのだろうか。
そんなに重いのなら、重みを手放すという選択肢は?

どんな重みなんだろう。
この時期の小学1年生が背負うランドセルのような重みかもしれない。
とても大きくて、経験したことがなくて、果たして家の玄関から校門まで自力でたどり着けるのか。
そんな感じがする。

それを味わうと、その重みをどう扱いたいか、湧いてくる。
自分が生きるリアリティの一つとして、この重みを大事にしたい、という気持ちが湧いてくる。


リアリティ

この先、僕は仕事を通じて、たくさんの人の話を聴くことになるんだと思う。
それはコーチング文脈か否かを問わず、もっと広義の話で捉えている。

その時に、相手のリアルを、リアルに聴けるのだろうか。
そのためには、自分にリアリティが無いと、空っぽになっちゃう気がする。

自分が生きるためにも、今感じている重みを、大事にしたい。

会社員時代の保険証へ、ありがとう。
自営業時代の保険証へ、これからよろしくね。


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読んでくださってありがとうございました。
今日も佳い日で。

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