40歳からの独立社長
昨年7月、齢40を迎え、10年続けていた会社を退職し独立することに決めました。
サラリーマン生活では、30人もの部下を持ち、社会的にも経済的にも恵まれている状況でしたが、なぜ独立を決意したのか?
年収1000万で、40歳で市場公開会社の部長職。一般的に見れば誰もが目指す立ち位置です。
ある程度の規模のサラリーマンでいることは、経済的な安定がもたらされます。
その代わりに時間を提供し、アイデアを提供し、コンテンツを提供する必要があります。
成果を挙げれば評価され昇給昇格はしますが、その代わりに絶対に手に入らない時間というものを切り売りすることとなるわけです。
昇給昇格も、サラリーマンの固定給生活は、月額課金のサブスクリプションのごとく、大幅な変動は期待できません。せいぜい年収1500万でしょう。
成果に逆レバレッジをかけられ、日々日々無為に流れていく時間。
その日々を過ごしていると、自分が水槽の中の魚のように思えてきます。
水槽の中には外敵は居ませんが、モチベーションは上がりません。
養殖魚のような魚の目をして生きていく事に空虚感を感じます。
そんなこんなで昨年7月に退職の話を持ちかけ、退職日は今年の6月末となったわけですが。
非常にタイミングの悪い事に、コロナウイルスが猛威を奮ってしまいました。
しかし、動きだした気持ちは止められません。
コロナ真っ只中で開業をすることを決断し、会社を退職することにしました。
され、大海向かってにイカダで踏み出した40代社長は、この先の嵐を生き抜いて行けるのでしょうか。
コロナウイルス真っ只中の独立実録記と、ビジネス関連、ニュース関連のコラムが始まります…