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2022振り返り(労働編)

今年も何も人生を進められなかった虚無おじさんの2022振り返り。特に前置きすることもないので早速。先に膿を出してわずかでも楽しい気分で年を越せるよう、つまらない話題からということでまず労働編です。

30代を目前に何一つ身に付いたスキルもなく、早期退職できるような収入が得られる見込みもなく、早く会社を辞めないと詰むと思いながらも労働で疲れ果てて何もできない日々を過ごす中、5月に在宅勤務が完全撤廃され死にそうになる。
流石に重い腰を上げ、1次面接にすら一度も受からず挫折を繰り返していた転職活動を再開するも、やはり何一つ上手くいかなかったというのはNoteで散々書いてきたとおり。

あまり詳しくは書けないが、経験を活かせる転職先というのが「同職種かつ同業界」にしかないような職のため、在宅勤務など条件を付けた瞬間に選択肢がほとんどなくなり、数少ない募集企業は既に落ちているところばかり、エージェントを複数当たっても紹介できる求人がないと匙を投げられるような状態になっている。

本当にギリギリ、今から勉強して資格なりスキルなりを身に付けて未経験転職できなくもない…という路線に賭けるのが唯一の道筋に思われるが、労働しながら転職活動だけでも無理なのにさらに勉強までできるようなキャパシティは当然持ち合わせておらず、一度退職してちゃんと勉強するなりして転職するしかないのでは?という結論に至る。

そして先日、冬のボーナスを待って意を決して退職を申し出た、のだが。
面談の際に転職先について問われ、誤魔化しきれずに未定であることを白状してしまったことから引き留めに遭い、結局色々拗れて越年してしまった。

退職は当然の権利であり、退職届を出してしまえばそれを妨げるものはないのだが。せめて働きながら次を見つけろ、職歴にブランクがあると再就職は難しい等と諭されて結局はビビってしまったのだ。
また会社に対しては文句なしにクソだと思っている一方、現在の直属の上司に関しては非常にまともで(労働に対する前向きな価値観が合わない以外は)信用しているため、その人に直接諭されるとやはり後ろめたさも出てきてしまった。
ツイッターでは常々労働系のニュースに反応し経営者のクソポジショントークやめろとイキっていてこの様であり、自分の意志の弱さと弁の立たなさが情けない限りである。

ただ一つ意外だったのは、面談において、「働きながら次を探せないほど精神的に弱っているのなら休職して、落ち着いてから次のことを考えたらどうか」と言われたこと。
職歴にブランク作るより精神疾患で休職歴つく方がよっぽど採用に不利なイメージだったのだが…それは言わなきゃ分からないから、とのことらしい。それよりうちの採用では数ヶ月でもブランクあったら書類で弾かれるよ…とも。この会社の採用方針についてはあまりにも変な噂しか聞かないので(私が採用されるくらいだしな!w)信用ならない気はするが、日本の労働マナー、複雑怪奇すぎ。

そういうわけで今、退職と休職の両天秤状態になっている。
とはいえ休職…当然そういう手段も考えはしたが、それも違う気がするんだよな。前にも一度会社のストレスチェックで引っかかり、メンクリ行って休職もどきの有給消化をしたことはあるが、結局2週間とか休んだり薬飲んだりしても労働という根源を断たない限り何も意味ないなと感じて金が出て行くだけの通院は止めた。結局通っても通わなくても労働が辛いだけで労働以外の活動は普通にできる、そんな状態でずっと来ている。どうやらメンタルの問題などではなく、ただただ労働が嫌いなだけの社会不適合者なのだろうという確信に近いものがある。
今メンクリに行ったところで同じだろうし、この状態でそんな休職の診断が出るか?とも思う。
会社の制度を利用してやる、と言えば聞こえはいいが、「世間に蔓延るブラック労働よりはマシだけど全く続けたいとは思わない労働ができる権利」を保険として残すために人を騙すようなことをして面倒な手続きを踏むのが正解なのか?

この葛藤を隠しながら帰省するのが憂鬱です。労働の次に。


2022/12/31追記:思い直して趣味編はブログの方に書きました。

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