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野村證券卒業 と これから

この春、2015〜2021年度まで勤務した[野村證券/野村ホールディングス/N-Village]を卒業するにあたり、ご挨拶と感謝の意を込めて筆をとることにします。

申し遅れました。
最終の肩書きでいくと株式会社N-Villageの片岡奨です。

ここまで関わっていただいた皆さまお一人お一人に直接お伝えしたいところですが、叶わないところもありますので、

まずは、

本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

社会人人生を振り返りつつ、一つの区切りでありスタートを切るにあたり、
書くことで自分に語りながら整理していきたいな、と思います。

お付き合いいただける方はお願いします。

自己紹介〜社会人年表

片岡奨 カタオカタスク
1992年8月生まれ 東京出身
青山学院大学卒 ラクロス部/心理学専攻

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(N-VillageのHPから拝借)

2015-2018
新卒で野村證券株式会社へ入社
高松支店に配属、営業として3年半、富裕層と法人に向けた金融コンサルティング。特に新しいお客様を見つける・真っ当なビジネスをすること、これを掲げ奔走しました。

2018-2019
海外修練制度(*)の第6期生としてマレーシアはクアラルンプールに派遣してもらいました。テーマは「ビジネスとアート」
アートギャラリー界隈で活動したり、イベント事業を立ち上げたりしました。

*選抜された入社4年目以降の社員が自分で決めたテーマとともに海外都市に派遣され、語学習得とともにその名の通り「修練」し、グローバルで活躍する人材を育成する研修制度。


2019-2020
帰国後は営業現場と打って変わって新設のイノベーション部署にてアプリ事業の立ち上げからプロダクトマネージャーとして参画させていただきました。初めてのITプロジェクトで四苦八苦しながらもなんとかiOS・androidアプリをローンチすることができました。まだまだこれから成長を・・!というフェーズでしたが、志半ばでプロジェクトを離任しました。

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2020-2021
その後は野村ホールディングスの戦略子会社N-Villageに異動しました。多くは語れませんが、次世代の金融資本市場を描き、新しい可能性・ビジネスを模索するミッションのもと、これまでない視点でビジネスや社会を考え、非常に有意義な経験を積ませていただきました。本当に刺激的な出会いにも恵まれて、「気合」だったり「なんとかする力」しかない超荒削りな自分から、少しは変化できたように思います。

2022-
これからは、独立し会社を立てて、ずっと考え、追いかけ、実際に手に取ってきたアートに軸足を置いて事業を作っていきます。
テーマは「文化的豊かさを持続可能性と共に創出し続ける。」
ここの深掘りは改めて。

これから

アート(作家と美術品に関わる仕事)と、
クリエイティブ制作が主な事業になります。

大事にしたいフレーズがあります。
「想いは波となり、感動へ」
表現でも、ビジネスでも、作品制作でも、なんでもそうです。その背景に込められた「想い」や「spirit」
あなたの中に在るそういうものが何にも変え難い大事なものだと思うのです。
人の想いは、波となり感情を揺らす。これを私たちは感動と呼びます。
自分が今できる最大限の取り組みで感動を創っていきたいと思います。そしてそれを大きくしていきたいと思います。

自分の生まれ育ちと、社会人経験はある意味真逆でした。
編集者とフォトグラファーの両親の元に生まれ、周囲にもアーティスティックな人が多かった幼少期〜学生時代。
野村證券への入社とともに歩み始めたビジネスの世界。なんなら金融なんて最も縁遠いものでした。

かけ離れた2点の間。
そこでいろんな違和感や課題感に苛まれながら、取ってきたバランスと、両者を掛け合わせることで創り出される価値。
自分にしかできないことがあると、そこだけには強く自負を持って、地に足つけて、天に向かって頑張っていこうと思います。

さいごに(結局何やるのか) 

結局、今後こいつは何をやるのか、という感じになっていること間違いなし、と思うので簡単に書いておきます。
改めて全貌はnote書きたいと思います。

リアルなアートビジネスから始めていくことにします。

・アーティストのサポート事業(マネジメント/エージェント)
結構シンプルで、これだけです。
①作家と作品の価値を上げること
②制作以外の事務的な作業などを代行し、制作時間を創出すること

ただ、俗にいうマネージャーや、業務代行のレベルではなく、
実際に活躍の場を創出するために交渉したり、コラボ案件をディレクションしたり、制作チームと連携して、イメージ映像を作成したり、フライヤーデザインを行ったり、総合的なプロデュース機能を備えています。

どんな業界にもマネジメントや所属をとってタレントで儲ける、みたいな話がありますが、あっせん業務のみ行う事業は、個人で発信できる幅が広がっている現代においては基本的にナンセンスです。アート業界でも実際、作家とギャラリーの関係性は変化しています。

大事なのは、どれだけ一緒に同じ方向を見て高みを目指せるか。そして、その上でスキルセットと機能を提供してアーティスト自身の到達点をどんどん押し広げていくために共創することだと思っています。

・アート作品の委託販売事業
こちらは準備中です。
アートを買うということを多くの人に体験してもらいたいですし、いい作品に巡り会う機会、そんな体験を創出するための事業でもあります。

「作家の想いを届ける=作品を販売すること」だとおもって、丁寧にご紹介して、成約をいただく。これまた、シンプルな話なのですが、意外といない存在だと思っています。

絵が飾られている家が増えるとか、ギフトでアート作品を贈るとか
そんな生活が当たり前になる世界観を目指しているので、その第一歩です。

・クリエイティブ制作事業
こちらは家族の営んできた事業を引き継ぐ形です。これまでの実績・クライアント様とのお付き合いもあるものです。

現在、企画・設計〜ディレクション〜企画実行・制作物納品、一気通貫で提供しています。
サービス・商品のPR、企業のリブランディング、メディアコンテンツの作成・・・手がける案件のパターンは多岐にわたりますが、どれも震源となる想いがあり、それを形にする・波及させる、その先の人に届ける。そんな仕事です。
特化しているドメインはファッション・ビューティー・コスメです。
今後はこれにアートコラボを掛け合わせていきたいと企んでいます。

将来構想の、最小単位ではじめていく。そんな事業のスタートの仕方です。

起業すると、すぐ開発だ!プラットフォームをつくるぞ!と、なるのは違うと思ってるので、大きな絵を描きつつ、自分の得意を生かせる分野、そしてリアルな現場から始めていきます。もちろん描く構想は大きく。実現のための山の登り方を。でもスピードは大事。そんなジレンマと今後戦っていきます。

今回は卒業についてなのでこの辺りで。
これまで野村證券の片岡に関わってくださった皆さま、大変お世話になりました。退職にあたりこれまでを振り返ると、周囲の方々・環境に恵まれ、向き合う仕事も幅広く経験させていただき本当に恵まれていたと感じます。
確かにこんなキャリアにしようと、常に描き続けてきたものや選択してきたアクション、自分が積み重ねたものはありますが、いつも周囲にいる方が助けてくれました。
心から感謝しています。
これからも、変わらずお付き合いいただければ嬉しいです。


どうぞ、今後とも、宜しくお願い致します。


直接繋がっていない方は是非🙏
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