見出し画像

個人的年間シングルチャートで振り返る1970年代ロック(前編)

1970年

The Beatles - Let It Be 

1970年4月10日にデイリー・ミラーに掲載されたインタビューで「今後ビートルズのメンバーと創作活動をすることはない」と発言。

マスコミから「脱退宣言」だと受け取られ、実質的にビートルズは解散。


Simon & Garfunkel - Bridge Over Troubled Water

『明日に架ける橋』は、全世界で売上が1,000万枚を超える大ヒットとなり、グラミー賞の最優秀レコード賞・最優秀アルバム賞を受賞。

しかし、このアルバム制作中に、ポールとアートの音楽に対する意見の違いが表面化し、2人はそれぞれのソロ活動に入っていった。


Carpenters - Close to you

音楽評論家からは、「2人の音楽性は”退屈で甘ったるい”」と酷評が多かったカーペンターズ。

評論家の酷評を覆すかのように、グラミー賞で最優秀新人賞と「close to you」で最優秀ボーカル・グループ賞を獲得して世界的な人気を決定つけた。


The Jackson 5 - I'll Be There

1969年10月7日、第1弾シングル「帰ってほしいの( I Want You Back)」でメジャーデビューしたジャクソン5。

ジャクソン5はデビューから4曲続けてビルボード・ホット100及びビルボード・ソウル・シングルズ・チャートで1位を獲得する偉業を成し遂げた。



<個人的ベストソング>

Led Zeppelin - Whole Lotta Love



1971年

Three Dog Night - Joy To The World

1971年ビルボード年間シングルチャート第1位


Rod Stewart - Maggie May

アルバム『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』は、イギリスとアメリカ両国でチャート1位に輝き、ビートルズとサイモン&ガーファンクルと並ぶ快挙となった。

ロッドのソロとしての初めての大ヒット。


Carole King - It’s Too Late

キャロル・キングの2枚目のソロ・アルバム『つづれおり(Tapestry)』は、アメリカにおいて15週連続1位を獲得し、その後約6年(306週)に亘りチャートイン。



<個人的ベストソング>

Janis Joplin - Move Over



1972年

Gilbert O'Sullivan - Alone Again (Naturally)

『アローン・アゲイン』はビルボードで6週連続1位、72年のビルボード年間シングル・チャート1位を記録した世界的に大ヒット。


Harry Nilsson - Without You

『ウィズアウト・ユー(Without You)』は、イギリスのロックグループ:バッドフィンガーのピート・ハムとトム・エヴァンズが作詞作曲した楽曲。

ハリーのアルバム『ニルソン・シュミルソン』の収録曲。全英シングルチャートで1位を記録し80万枚のヒット、全米シングルチャートに於いて4週連続1位。


【余談】 マライア・キャリーのバージョンは、ニルソンが1994年1月15日に亡くなった1週間後の1994年1月24日にシングルリリースされた。


Bill Withers - Lean on Me

ビルは、1938年ウェスト・ヴァージニア州の小さな炭鉱町で生まれた。軍隊生活中に作詞作曲を始め、1965年に除隊した後、本格的な音楽活動を開始。32歳という遅咲きのデビュー。

“Lean on Me”が初の全米1位を記録。


<個人的ベストソング>

Neil Young - Heart Of Gold



1973年

Roberta Flack - Killing me softly with his song

飛行機の機内BGMとして採用されていたこの曲を、ロバータ・フラックが偶然聴いて気に入ってカバー。

リリース後4週間で全米1位に。その後4週連続1位となる大ヒット。


Marvin Gaye - Let's Get It On

マーヴィン・ゲイの反戦歌「What’s Going On」はメッセージ・ソングだったが、この「Let’s Get It On」は“セックス讃歌”。

I’ve been really trying, baby
Trying to hold back this feeling for so long
ずっとこの気持ちを抑え込んできたんだ

And if you feel like I feel baby
もし君が僕と同じ気持ちなら

Come on, oh come on, ooh
こっちにおいでよ、こっちにきてくれよ

Let’s get it on, ow baby
さあ愛し合おうよ、ベイビー


Paul McCartney & Wings - My Love

『マイ・ラヴ(My Love)』 は、ポール・マッカートニーが妻でバンドメイトでもあるリンダに向けたラヴソングとして書いた楽曲。


<個人的ベストソング>

Carly Simon - You're So Vain


1974年

Barbra Streisand - The Way We Were

『追憶( The Way We Were)』は、バーブラ・ストライサンド17枚目のシングル。シドニー・ポラック監督の恋愛映画『追憶』の主題歌。


BARRY WHITE & Love Unlimited Orchestra - Love's Theme

『愛のテーマ( Love's Theme)』は、バリー・ホワイトがラブ・アンリミテッド・オーケストラ名義で発表したインストゥルメンタル。


The Jackson 5 - Dancing Machine

テレビ番組『ソウル・トレイン』の1973年10月27日放送の回に出演し、マイケル・ジャクソンがロボット・ダンス披露。


<個人的ベストソング>

The Rolling Stones - It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)


John Lennon - WHATEVER GETS YOU THRU THE NIGHT



1975年

Captain & Tennille ‐ Love Will Keep Us Together

『愛ある限り (Love Will Keep Us Together)』 は、ハワード・グリーンフィールド作詞、ニール・セダカ作曲による楽曲。

キャプテン&テニールが発表したバージョンが最も有名で、7月から4週連続全米1位を記録。翌年にはグラミー賞最優秀レコード賞を獲得。


Earth, Wind & Fire - Shining Star

『シャイニング・スター(Shining Star)』がポップ・チャートでもクロスオーバー・ヒット。アース人気が急上昇していった楽曲。


Eagles - One of these Nights

『呪われた夜 (One of These Nights)』 は、イーグルスの4枚目のアルバム。初めて全米No1ヒットを獲得、3枚の全米トップ10シングルを輩出。



<個人的ベストソング>

David Bowie- Young Americans



1970年~75年個人的ベストシングル

Bob Marley - No Woman, No Cry




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?