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待望の写真集「岩からのメッセージ」ついにその全貌が明らかに!

平尾台の歴史を紡ぐ写真集、ついに完成!9月中旬発売です。


写真集「岩からのメッセージ」は、半世紀前にフィルム・カメラで撮られた、自然の美とその背後にある時間の壮大さを伝える写真を、デジタル化して出版することにしました。

撮影場所は、日本三大カルストのひとつに数えられ、天然記念物・国定公園・県立自然公園の指定を受ける「平尾台」(北九州市小倉南区)です。

写真家(現在92歳)は、一枚一枚の写真を通じて、岩石たちが語りかける無言のメッセージを捉え、見る人にその静謐で力強い美しさを伝えたかったのです。

まずは全体イメージを掴むためにPV作成しました。ご覧ください。

YouTubeでのご視聴はコチラ ↓ ↓

https://youtu.be/sTDbbn_rUkc



平尾台について

平尾台は、日本の福岡県北九州市に位置する壮大なカルスト台地で、日本三大カルストの一つとして知られています。総面積約22平方キロメートルに広がるこの自然景観は、石灰岩が長い年月をかけて風雨や溶食によって形成された独特の地形を特徴としています。

平尾台の地質は主に石灰岩で構成されており、その起源は古生代にまで遡ります。約3億年前、平尾台の地層は海底に堆積したサンゴや貝殻などの生物の化石から成り立っています。長い年月を経て、これらの堆積物が圧縮され、現在の石灰岩となりました。その後、地殻変動によって海底から隆起し、現在のカルスト地形が形成されました。

平尾台の景観は、白く輝く石灰岩が点在する草原や、深い谷間、洞窟などが特徴です。特に有名なのが「羊群原」と呼ばれる場所で、ここでは無数の石灰岩がまるで羊の群れのように見えることからその名が付けられました。この光景は、訪れる人々に大自然の壮大さと美しさを感じさせるものとなっています。
平尾台には多くの洞窟も存在し、その中でも「千仏鍾乳洞」は特に有名です。この鍾乳洞は全長約1.2キロメートルにも及び、内部には鍾乳石や石筍が見事に発達しており、訪れる人々を魅了しています。

ここには、時間と自然が彫り込んだアートが展示されています。
カルスト台地の厳しい環境の中で、風、雨、太陽の力によって形作られた岩々は、自然界の無言の詩人とも言えるでしょう。

これらの岩は、見る者によって様々な物語を語りかけます。ある人には深い悲しみや喜びを感じさせ、またある人には過去の回想を誘うかもしれません。

写真を通じて、私たちは岩が持つ静謐で不変の美しさを捉えることができますが、それには更に大きな意味が込められています。これらの写真は、自然との共存、時間の経過、そして地球の奥深くに秘められた力を感じさせてくれます。

この写真集が、皆さんにとっても何らかの感動や新たな発見のきっかけとなれば幸いです。


写真集の発売に関しては別途ご連絡しますが、感想などございましたらコメント欄にお願いします。


発売予告ショート動画


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