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お題企画「#はじめて買ったCD」を見て喜んだが、、、残念!

「やった!」

と思わず声が出たが、すぐに冷静になって、

「ダメだ!」

と、呟いた。

音楽大好き還暦前のオッサンにとっての青春時代は【レコード】が主流だったので、「#はじめて買ったレコード」ならば鮮明に覚えている。

この段階で、お題企画に合っていないことが分かったからだ。

1.はじめて買ったEP


親父の転勤の関係で、小学校5年生の2学期から東京生活となった九州の田舎者の私にとって、見るもの、聞くものが全て“カルチャーショック”でしかなかった。

東京生活にも慣れてきた或る日に、TVで当時海外において流行し始めた【グラムロック】(デビッド・ボウイ、Tレックス(マーク・ボラン))の映像を見て、全身に衝撃が走った。

(うろ覚えだが、Tレックス初来日関連映像だろう。)

「カッケー!」

この言葉は今でも私の口癖のひとつだ。

早速母親にお願いしてレコード店に一緒に行った。

母親「何が欲しいの?」
小生「Tレックスの“メタルグルー”」
母親「どんな人たちの音楽なの?」
小生「化粧してお洒落でカッコいいロック!」
母親「バカじゃないの。やめなさい。不良になるわよ。帰りましょう。」
小生「ビートルズだったらいい?お小遣いで買うから、いいでしょ?」
母親「ビートルズは知ってるわ。しょうがないわね。」

ということで、はじめて買ったEP(ドーナツ盤)は?

【 “Hey Jude” by Beatles】

小学生の私には、歌詞の意味すらわかっていない。

メロディの美しさ、曲の構成の素晴らしさ、誰もが認める名曲なのだが、私が一番“衝撃”を受けたのは?

後半の“ジョンの叫び”だった。

♬ Na,na,,na,na-na-na, Na-na-na,na Hey Jude ♬


(ジョンの叫び)

~Jude Jude Judy Judy Judy Judy Ow Wow!~


「超カッケー!」「ロックだ!」


2.はじめて買ったLP


今となっては見る影もない初老のオッサンなのだが、こんな私でも小学生時代は“健気”な部分もあったのだろう。

親に気を使ったのか?クラムロックを選ばずに、はじめた買ったLPは?

【 “Let it be”  by Beatles】

このアルバムは歴史に残る名盤で、私にとっては“擦り切れる程聴いたLP”というフレーズがピッタリだ。

アルバムタイトル曲の“Let it be”は名曲だが、ルーフトップコンサートでの“Get Back”は「カッケー」

小学校時代は、前述2枚のレコードしか購入しなかったが、中学校入学とともに、歯止めが利かなくなったように、毎月のお小遣いは全てレコード購入になっていた。

『ジギー・スターダスト』(デビッド・ボウイ)
『ザ・スライダー』(Tレックス)
の購入は”もちろん”、

レッドツェッペリン、ピンクフロイド、キングクリムゾン、イーグルス、クラプトン、そしてボブディランと聴きまくった。

音楽情報源は、FM-NHK【渋谷陽一氏の“ヤングジョッキー”】や【大貫憲章氏の“若いこだま”?】といったラジオ番組で、【雑誌:ミュージックライフ】は必見だった。

若い人にとっては「何を言ってるの?オッサン!」 

全くわからないだろう(笑)


3.で?はじめて買ったCDは?


どう考えても、何度思い出そうとしてもわからない。

学生時代はレコードに拘っていてCDプレーヤーは持っていなかった。(金がなかったから(笑))

1986年の就職以降だろうと思うが、全くわからない。

ということで、はじめて買ったCDは?

【 わからない 】

お題企画「#はじめて買ったCD」には参画できなかった。(笑)


4.最後に


洋楽中心であったが邦楽も聴くようになり、歳を重ねるにつれて、オールジャンルに広がっていった。

これを機に『お気に入り音楽』を紹介する投稿にもチャレンジしていこうと思えたのは、自分にとっては有意義ことだ。

お題企画が「#いま買いたいCD」であったら、

お題企画が「#一番お気に入りのアルバム」であったら、

【 多すぎて回答不可能 】


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