The way it is - Lucky Dube (南アフリカのミュージシャン)

アフリカ大陸全土で「その名 その歌を知らぬ人はいない」と言われる
南アフリカ共和国の国民的英雄 ラッキー・デューベ

南アフリカのズールーの音楽を起源とするスタイルである
「ムバカンガ(mbaqanga)」
のミュージシャンとしてデビュー

「ムバカンガ」という音楽スタイルは、1960年代から始まっていて、後に世界中のミュージシャンに影響を与えることになります。

5枚の「ムバカンガ」アルバムをリリースした後
アパルトヘイト政策下の南アフリカで社会的・政治的なメッセージをこめた
レゲエ・ミュージックに挑戦。

1984年にミニアルバム『Rastas Never Die』をリリースしましたが、反アパルトヘイト運動に敏感だった南アフリカ当局が本作を発売禁止にします。

2作目のレゲエ・アルバム『Think About The Children』がプラチナム・ヒット。それ以降、南アフリカで最も有名なレゲエ・ミュージシャンとして数多くの作品をリリース

アパルトヘイト政策に対するプロテストな立場を貫き、若い世代に向けて暴力や犯罪の無意味さを訴えるメッセージを発信し続けました。

2007年10月18日、デューベは彼の叔父の家に乗用車で二人の子供を送迎した直後、ヨハネスブルグ市内ロゼッテンビル地区で何者かに襲われ殺害されました。(享年43歳)

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