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正直者達9.9発目「いじわるver.0」をやります。

正直者達のサミゾノタカシです。
前回の「深夜の正直者達」から、約一年半ぶりに公演をやります。今回もコント集です。
19日からチケット発売開始しました。観に来てね。

この一年半、ぼくはいじわるな気持ちを溜めてきた

この一年半、ぼくはいじわるな気持ちを溜めてきた。前回公演はそれまでにエロい気持ちを溜めてきたからあんな公演になったわけだが(前回がどんな公演だったかはまた別途触れよう。知らない方はお楽しみに)、今回は同じくらいの純度で溜めてきたいじわるな気持ちを台本にした。いや、いじわるな気持ちで台本を書いた。

しかも今回は、より悪いことに僕だけが台本を書いて演出をしている。前回は脚本も演出も複数名でやっていたから、いい意味でバランスが取れたところもあったのだが、今回僕を止めてくれる人はいなくなった。

常々、正直者達では0/100の芝居をやりたいと思っている。刺さる人には刺さり、ピンとこない人には1ミリもピンとこない、そんな芝居だ。
いや、ちがうな。俺は常に万人受けを目指している。迷ったときにいろんな受け取られ方があることを勝手に慮って中途半端なことになるのは避けよう、好みが分かれてもやりたいことに正直でありたいと思っているということだ。

止めてくれる人がいなくなったから、その意味ではより理想に近づいたと言えるかもしれない。吉と出るか凶と出るかはわからないけど。

そしてなぜ俺はいじわるな気持ちを溜めてきたのか

そしてなぜ俺はいじわるな気持ちを溜めてきたのか。それは俺が聞きたいね。もう少し幸せな気分になっててもいいんじゃないのと。幸せ一杯のコントを書いたっていいんじゃないのと。
それでも理由を考えてみると、仮説としては、

  1. もともと意地が悪かったのが加齢によって抑制が効かなくなったから

  2. いじわるな気持ちを表明することが憚られる風潮の高まりに対して、天邪鬼としてはそれに抗いたくなったから

  3. 世の中が俺にいじわるしてくるから

どれでしょうね。

ご来場お待ちしております

色々書いてきたけれども、別に、いじめが題材だったり、直接意地の悪い人が出てくるわけではないけれど、見にきていただければ我々(私だけかな?)の性根が曲がっていることだけはわかってもらえるんじゃないかと思う。そしてそれを見て笑ったとしたらあなたも。。。

なんてね、上に書いたのは全部嘘で、ハートウォーミングなコントばかりを用意しております。お楽しみに!ご来場お待ちしております!

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