ウーリッツァー 200Aを購入
前回の投稿からかなり空いてしまって反省。
見ている人は少ないとはいえ、自分としては定期的に続けたいと思っているこの雑記。
コロナは落ち着いたんだかなんだかよくわからない状況。
音楽の活動もライブが少しずつ増えてきた。
ここ最近の出来事はいろいろあるものの、一番大きいのは、ずっと欲しかった1970年代のウーリッツァー200Aというエレクトリックピアノを買った。
ウーリッツァーは1950年代半ばから1980年代半ばにかけて、アメリカのウーリッツァー社によって製造および販売されたエレクトリックピアノで、ロック、ソウル、ファンクなど1960年代、70年代の音楽に多く使われている楽器。
代表的なのはレイチャールズの「What'd I say」や、
ダニーハザウェイのライブ版だろうか?
僕が初めて聴いたのは、上記したダニーハザウェイとバネッサパラディの「Natural High」だったと思う。1992.3年で高校3年生だったと思う。
この楽器でしか出ない音色があって、初めて聴いた時からすっかり魅了されてしまった。1970年代の楽器だから、初めて聴いた90年代からすると20年前くらいしか経っていない為、楽器屋でちょくちょく見かけたもので、いつか欲しいなぁとずっと思い続けていた。
それから時は経って、ピアノもハモンドオルガンもローズピアノも所有できて、欲しい楽器の最後でもあった、ウーリッツァーは数年前からちょくちょく行っていた、ニューヨークの旅などにお金を使っていて、後回しになっていた。
2017年に楽器屋でピカピカにオーバーホールされたウーリッツァーを見つけて、買おうか迷った末、やめた経緯もあった。
そこから数年して、一年位前からやっぱり欲しいなぁと思ってネットを探すもほとんど出回っておらず、焦る。
そうこうしているうちに、ビンテージのエレクトリックピアノばかりを扱っていた、神田の有名店も昨年末閉店。
どうしたもんかと思っていたところ、SNSで知り合った新潟のミュージシャンの方がインスタのストーリーズにウーリッツァーを演奏動画を上げていて、僕が反応して会話していたところ、世田谷の某ビンテージを個人で扱っているお店が在庫があると教えてくれた。
値段は公開されておらず、早速問い合わせると数十万。。
かなり値段も上がった印象。でも世界的な品薄をみると仕方ない。
そして、もう生産されていないので、これから値段も下がることは無さそう。
ということで、思い切って見に行ってみた。
正直、鍵盤も黄ばんでいて、これで数十万かぁと思った。
でも弾いてみると、やっぱりあの音がする。
一旦、家に帰って、この楽器を所有している知人のミュージシャン何人かに電話して、相談に乗ってもらう。
一人の友人は今日弾きに来て良いとのことなので、早速行って久々に会えて、試奏もさせてくれて、パスタもご馳走になってしまった。ゆっくり話せたのもとても有意義だった。
その後数日迷って、結局これが他の人の手に渡ったら、確実に後悔するし、次にいつ出回るかわからないと判断し、思い切って決断。
晴れてウチの家族となる。
音も素晴らしいが、見た目もグっとくる。
今は、眺めたり弾いたりして楽しみながら創作意欲を高めている。
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