日々のこと
またしても慌ただしい毎日で二ヶ月近く経ってしまった。
コロナもようやく落ち着いたような、そうでもないような、ぼんやりと不安に包まれたような毎日。
誰かが見てるわけでもないと、なかなか時間がないと記事を書かなくなる。とはいえ、ここに書いているのは、僕が突然死んでしまった時に、少しでも考えとか生きていた証の一部を残しておきたい気持ちもある。
というわけで夏の終わりからざっと写真とともに振り返り。
8月の終わりに、ずっと観たかったクエストラブ率いるThe ROOTSを六本木のビルボードにドラマーの友人ジョーくんと観に行った。ノンストップで行われたショーはまさに圧巻。アメリカのすごさをまた感じた。
8月の終わりには、僕が参加している大ベテランドラマーの田中徹さん率いる、オルガンインストバンドInnocentersのデビューアルバムがリリース。
僕が1999年から2015年までリーダーとしてやっていた、FULLSWINGの曲を再録音していたり、10曲中6曲を僕の曲が収録されている。もちろん演奏は10曲参加。
九月に入って、綱島にあるカセットコンロスの和田さん夫妻が営む、雑貨屋さんpiquantで気になっていた70年代ビンテージのリズムボックスを試奏させてもらって、頼んでおいたレコードやらTシャツやらを購入。和田さんとは知り合って25年以上経つけど、本当にいつもセンスの良さに驚かされる。なんなんだろうかこの感じ。
piquantの翌日、浜松エスケリータ68にてTiny Step "Southside" Trioのライブ。
浜松での演奏は実に2年半ぶり。時が経つのは早い。
そして、この日は一本のみの遠征のため、日帰り。翌日ぐったり。
9月中旬には栃木県hikari no café 蜂巣小珈琲店 体育館にて、シンガーソングライター野田徹さんのサポート。前日に栃木県に宿泊して、馴染みのお店に回れたのも楽しかった。
その翌週にはJabBeeさんのサポートで九州ツアー。
飛行機でNYに持って行く用の最小セットで臨む。佐賀空港でレンタカーを借りて、まずは佐賀県のRAG.Gというライブハウス。なにげに初の佐賀県。お昼に食べた餃子が美味しかった。
佐賀でのライブと打ち上げを終えて、深夜に福岡に車移動。
JabBeeさん自らハンドルを握り、安全運転。
お昼までゆっくりして、カレーを頂く。これまたとても美味しい。
JabBeeさんの奥さんえりあさんのアテンドも完璧。
その後、福岡のライブ会場近くのカフェで、もともと近所に住んでいたが、最近北九州に引っ越してしまった、信頼しているエンジニア安達さんと久々にお茶をして、近況報告やこれからお願いしたいことなどを話す。
安達さんと合流後、会場の春吉バルCLUTCHに戻り、ライブ。楽しく終了。
対バンのイトウダイさんは、FULLSWING時代の20年前にも対バンしていることが判明。その他にも戦前ブルースの弾き語りをYoutubeで独学で練習したという方も出演されていて、その熱量に驚いた。
それにしても、福岡は美味しいものが多い。
以前、ニューヨークで食べたウエストのうどんとかき揚げを注文。
驚くほど美味しくて、驚くほど安い。本番前なのでビールをぐっと堪えた。
福岡には飲み歩きに楽器をおいてあらためて行きたいと思う。
翌日は熊本県に移動。今回、九州ツアーで僕は初共演する熊本在住のドラムの増田”ガッツ”修さんと合流。美味しいちゃんぽんを食べる。
その後、熊本県山鹿市へ。
これまた初めての山鹿アサヒというお店で、ぎゅうぎゅうなセッティングながら、楽しく終了。店主のなっぴんさんの強烈なキャラも最高。終わってから、餃子と馬刺しで打ち上げ。これまた最高。
山鹿市から熊本市までは一時間近くあるが、また車を運転してもらい、熊本市のホテルへ。
翌日は12時頃起きて、急いで気になっていたビギナーズレコードへ。
さっと見て、スタンゲッツとラムゼイルイスを購入。
その後メンバーと合流し、ご当地チェーンのヒライで山ちゃんラーメンを頂く。
熊本の人曰く、これで十分とのこと。確かに美味い。
15時に会場入りし、リハーサル。一旦ホテルに戻り、小休憩。
19時から対バンの宵のカオリーズの素晴らしいライブを観て、jabBeeも最終日ということもあって大盛り上がり。ドラムのガッツさんともやっと初共演できて、打ち上げも楽しく、二軒目のコルウスというバーも最高だった。熊本は何より人が熱くていい。商店街も個人店が多くていい。
また旅に行きたくなる街に決定。
マネージメントから運転から演奏から何から何までお世話になった、jabBeeさん夫妻には感謝!そして各地でお世話になった皆様にも感謝!
コロナでライブがやれたり、やれなかったりだけど、やっぱり会うのが一番。
怒涛の日々は続く。
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