T.S.MarketingLAB

不動産業界におけるマーケティングを軸に、市況・業界・生活者の動向について分析と検証を行っていきます。

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最近の記事

経済危機下における不動産市況動向

新型コロナウイルス感染拡大のための緊急事態宣言・外出自粛の影響がさまざまな業界に幅広く影響を与えています。とりわけ東京・大阪など主要都市は人通りが大幅に減少するなど、不動産取引にも大きな影響を及ぼしており、当面はその影響が続くとみられます。 そこで今回は、国交省・内閣府が発表している各種指標から、過去の経済危機の際の動向を検証してみたいと思います。 1.2008年以降の既存住宅販売量指数の推移(全国)既存住宅販売量指数とは、登記データを基に個人が購入した既存住宅の移転登記

    • テレワークの普及で見直される住宅費

      コロナ禍をきっかけにテレワークを利活用した在宅勤務を行う人が増加しています。 (株)リクルート住まいカンパニーが実施した「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」調査(調査期間:2020年4月17日〜20日)によれば、テレワークの実施率が47%に達し、同社が行った19年11月の調査「テレワーク×住まいの意識・実態」調査時(調査期間:2019年11月22日〜25日)の17%から30ポイント増加しました。 では、テレワークの利用が広がることで、住まいのあり方にどう