経済危機下における不動産市況動向
新型コロナウイルス感染拡大のための緊急事態宣言・外出自粛の影響がさまざまな業界に幅広く影響を与えています。とりわけ東京・大阪など主要都市は人通りが大幅に減少するなど、不動産取引にも大きな影響を及ぼしており、当面はその影響が続くとみられます。
そこで今回は、国交省・内閣府が発表している各種指標から、過去の経済危機の際の動向を検証してみたいと思います。
1.2008年以降の既存住宅販売量指数の推移(全国)既存住宅販売量指数とは、登記データを基に個人が購入した既存住宅の移転登記