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461位:Bon Iver 『For Emma』(2008)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)

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461位:Bon Iver 『For Emma』(Jagjaguwar, 2008)

<ローリングストーン誌による解説>
 Justin Vernonがファーストアルバムの録音をするためにウィスコンシンの森に篭ったとき、やぶれた愛を歌うフォークミュージックに対する時代の理解を再構築しようとは考えていなかった(彼はインタビューで「僕はただとても悲しくて孤独だったんだ」と語っている)が、実際に起きたのはそういうことだった。
そしてさらに驚くべきなのは、悲哀に暮れた“Skinny Love”を中心にVernonが聴かせているオートチューンとファルセットをふんだんに使った手法がEd SheeranやKanye West、James BlakeやTaylor Swifまでに影響を及ぼすこととなり、幾年にも渡ってメインストリーム・ポップの形を再構築していくことに繋がっていったことだ。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数:1枚(本作は上から1番目)
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし


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