463位:Laura Nyro 『Eli & the 13th Confession』(1968)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)
463位:Laura Nyro 『Eli & the 13th Confession』(Columbia, 1968)
<ローリングストーン誌による解説>
告白的なシンガーソングライターでありながらも、ソウル・ディーヴァに向かう要素もあったことから、Nyroをカテゴライズすることは常に容易ではなかった。そして眩いばかりのこのセカンドアルバムは、その彼女の2つの音楽的アイデンティティを混ぜ合わせることに最高に成功している。“Eli’s Comin’”や“Stoned Soul Picnic”といった代表曲では、彼女のポップ的本能が光っている。一方で、アルバムのその他の部分では、歌詞的にも音楽的にも自身の開放的な部分を見せており、官能的で、時に性的に大胆な音楽を生み出している。これらは、多くのジャンルの枠にとらわれない女性トラバドゥールたちが進む道を作ることにつながった。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数:1枚(本作は上から1番目)
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし
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