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385位:Ramones 『Rocket to Russia』(1977)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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385位:Ramones 『Rocket to Russia』(Sire, 1977)

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<解説文の翻訳>
 The Ramonesはツアーの中でこのサードアルバムを書き上げ、ニューヨークの5区を超えてスリーコードと破れたデニムによる福音を届けた。『Rocket to Russia』は彼らが初めてスタジオで収めた真の勝利であり、CBGBのステージでの爆発を閉じ込めたままだった前作『Ramones』と 『Leave Home』をさらに熱狂的かつ洗練された形にしたものである。切り裂くカミソリのようなフックの数々は、“Rockaway Beach”や“Sheena Is a Punk Rocker”にトップ40ソングに相応しい風格を与え、また“I Don’t Care”や“I Wanna Be Well”でのJoey Ramoneの歌から孤独な少年の辛辣さを引き出している。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの今回順位:385位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、47位『Ramones』)
【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:106位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、33位『Ramones』)


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