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406位:The Magnetic Fields 『69 Love Songs』(1999)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
406位:The Magnetic Fields 『69 Love Songs』(Merge, 1999)
<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
ステフィン・メリットは、シナトラの時代の伝統であった'テーマ'アルバムをイメージして作った本作『69 Love Songs』について、「これはタイトルから始まった作品なんだ」と語っている。ポップの達人による3枚組の豪華な大作にはラウンジジャズから田舎臭いカントリー、パンクパロディーまでのあらゆる要素が入っており、“Papa Was a Rodeo”や“The Luckiest Guy on the Lower East Side”といった脇役的な名曲でピークを迎える。また、本作には“The Death of Ferdinand de Saussure"という神の領域に踏み込むような楽曲も含まれており、この曲のタイトルの由来であるフランス人言語学者の名前と「closure」「bulldozer」、そしてモータウンの名作曲チーム「Holland-Dozier-Holland」で韻が踏まれる様はあまりに見事でこの曲を忘れ難いものにしている。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:406位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:465位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
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