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396位:Todd Rundgren 『Something/Anything?』(1972)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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396位:Todd Rundgren 『Something/Anything?』(Bearsville, 1972)

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<解説文の翻訳>
 トッド・ラングレンは「僕はひょっとしたら世界で最も白人的なシンガーだ。いわゆる"ソウル"の要素を持ってないからね。でも、僕にはこの素晴らしい女声的なファルセットがあるんだ。」と、1972年のローリングストーン誌で語っている。実際、この2枚組の大傑作アルバムにおいてもラングレンは2つの大名曲で素晴らしいファルセットを披露している(“I Saw the Light”と “Hello It’s Me”)。これらの曲以外でも、アルバムを通して彼はスタジオのコントロールを完璧に掌握しては、ほぼ全ての楽器を自分自身で演奏し、ロック・ジャンルの万華鏡といえるべきような音の実験を重ねている。さらには本作では、彼がレコード・ノイズが何たるかをレクチャーした「語り」なども収録されている(翻訳者注;"Intro"のこと)。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:396位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:173位
同アーティストのランクイン枚数:1枚



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