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408位:Motörhead 『Ace of Spades』(1980)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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408位:Motörhead 『Ace of Spades』(Bronze, 1980)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
 パンクでもメタルでもないMotörheadは、本作『Ace of Spades』で彼ら以前にいた誰よりもロックンロールを汚く、凶暴で、ザラザラしたものとして演奏した。過激なギターリフと死前喘鳴のようなドラミングが響く中、フロントマンのレミー・キルミスターは、いかがわしい煽り(“Love Me Like a Reptile”)や戦争の話(“(We Are) The Road Crew”)、負け犬による金言(“Live to Win”)などをテーマとしてアルバムを進める。燃えるようなタイトルトラックはMotörheadの経験を象徴しており、レミーは「You know I’m born to lose, and gambling’s for fools(どうせいつも負けるって分かってるし、ギャンブルなんてバカのためにあるんだろ)」と唸りながら歌い、また「but that’s the way I like it, baby, I don’t wanna live forever(だけどギャンブルはそこが好きなんだ。ベイビー、俺は長生きし続けるなんて御免だよ。)」と続けるが、どちらも彼はそれを本音で歌っていた。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:408位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:0枚


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