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食品会社でのお仕事①

食品会社でのお仕事紹介

食品会社、いわゆるメーカーという会社は数多あり、当然ながらその会社の中での仕事は多岐にわたっている。
もちろん経理・人事・総務・財務etcといったバックオフィス業務は他の業種でも大きな差はないと思う。
一方で営業・工場・品証・開発・研究etcといった部門は各社ごとで大きく違う部分があるかもしれない。
(転職したことがないので、他社はよくわからない…)

ということで、今回は少し自分のお仕事について書こうかと。
といってもあくまでも自分が所属する会社での話であり、一般的ではないかもしれないし、他社では違うかもしれないことは御承知おきを。

研究職

一番最初の配属は「研究所」。
ここに属する社員は「研究員さん」と社内でも呼ばれている。
正直言って、「直接利益を生むことは少ない」部署である。
メーカーたるもの、何かモノを創り出し、売って利益を出すことで成り立っている。
しかし、研究所はそういう「モノを創る」ことには直接関与しない。
では弊社の場合何をするのか?

  • 技術戦略の追求

  • 特定成分や機能の追求

  • 特許戦略の構築

  • 新しい技術の応用

などである。

最初の技術戦略の追求というのは、今ある商品群をブラッシュアップしたりコストダウンすべく、使っている技術の先鋭化を、何をターゲットに進めるか。今後どのあたりの技術を掘っていったら鉱脈がありそうか、検討を進めていく。

次の特定成分や機能の追求は最もわかりやすいかもしれない。
健康機能だったり、味や香りといった成分の特定や組み合わせ、検出方法などを考えていく。

3つ目の特許戦略は会社によっては独立した知財部門があるところもあるだろう。今までもこれからも、この特許が技術・商品の幅を広げる/狭める重要なファクターであることには変わりなく、昨今はより重要視されている。

最後が新しい技術の応用。
話題の技術を試してみて、自社に何が役立つか考えてみる。
正直ギャンブル要素は強い…。

と、研究職について書いてみた。
それぞれの仕事をより細く書こうと思えば、いくらでも書ける。
ただ今回はサワリということで。

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