東京ビッグサイト 【スマートエネルギー WEEK】行ってきました
2024年2月28日・29日、2日間、スマートエネルギー WEEK参加しました。
8年前から毎年3月は参加しています。
そこで毎年感じるのは、「すさまじい勢いで市場が変化している」ということです。
8年前、世はまさに大FIT時代だった
私が8年前に参加したときは、世の中はFIT(固定価格買取制度)真っただ中。日本では太陽光発電市場が爆伸びし、バブルのような状態でした。
駐車場にはロールスロイス、ランボルギーニ、名だたる高級車が並んでいたのを覚えています。
業者は自社で仕込んだ案件を売るために出店し、そこには投資家が多き立ち並び、ブースの中で数千万、数億の取引がされるような状況でした。
私はその光景を鮮明に覚えています。
「これが太陽光発電の市場かぁ。なんてすさまじい状況なんだろう」と、感心、興奮、ワクワク、逆に不安も入り混じりながら、業界の行く末を考えたのを覚えています。
3年前、かつての盛り上がりが消え、静けさすらあった
2021年は、FITの終焉を迎えかつて業界を賑わせていた会社が消え、展示会が閑散としていたのを覚えています。(コロナの影響で縮小していたこともあります)
また、多くの業者が倒産、太陽光事業から撤退が相次ぎ、世間では「太陽光はもう終わった」と俄かにささやかれていた。
今年、展示会は過去最大級に盛り上がりを見せていた
あの活気が戻ってきました。8年前に感じたバブルのような感覚とは違い、日本や世界の方向性が確実に脱炭素、再エネ、クリーンエネルギー普及に舵を切っている、社会の当たり前のインフラとして存在する業界、そんな印象になっていました。
私が新卒で業界に入ったときは、太陽光は儲かるからやる、国の制度に乗っかる、そういう感じでしたが、今では太陽光や再エネがエネルギーの基軸電源になるにはどうすればいいのか、これからの社会のエネルギー自給はどのようにあるべきなのか、そのような課題から生まれた事業を展開する会社で展示会場はあふれていました。
私はいつか、こうなると信じてはいましたが、やっとこの時代が来た、といった感覚です。
ここから先はより市場の競争が激化し、脱炭素に向けた様々な商品・サービスが展開されていくことでしょう。
弊社では主に太陽光発電所の保持を目的としたメンテナンス業を営んでおります。これから先の未来、日本や世界の方向性と自社の方向性が一致していることを再確認できました。
これから先、まだまだ楽しみです。