見出し画像

「AVA Travel」愛媛県への旅行提案数25,000人以上!データで見る愛媛県の観光事情【AVA Intelligence株式会社】

旅行情報の分析とスマートな魅力発信による地域経済の活性化を目指し、今期愛媛県の東予エリアを中心に、「AVA Travel(アバトラベル)」を活用した観光情報の提案・発信と、データ分析を進めてきたAVA Intelligence株式会社。今回収集したデータを分析して見えた、愛媛県に関心があるユーザーの属性と、今後愛媛県が力を入れるべき観光資源についてレポートする。

パートナー協力のもと、東予エリアの質の高い情報を収集・発信!

同社は今回、実装フィールドであるしまなみ、今治市、西条市・新居浜市の東予エリアの下記パートナーと連携し、現地でヒアリングを行いながら、観光情報発信・分析した。

【パートナー一覧(一部)】
・今治市観光課
・今治地方観光協会
・WAKKA
・しまなみジャパン
・西条市観光推進課
・西条市観光物産協会
・新居浜市観光物産課
・新居浜市観光物産協会
・ソラヤマいしづち

さらに、下記の地元の観光情報サイトとシステム連携することで、より質の高い旅行情報を届けている。

【システム連携一覧】
・おいでや!いまばり
・今どき西条
・ISHIZUCHI JOURNEY
・にいはま紀行

最新のデータを継続的に取得するために、月1回の頻度で定期的に各サイトから情報を取得し、新規登録や情報のクリーニングを行った。
また、AVA Travelではスポット単体の紹介記事の他、まとめ記事や特集など様々なコンテンツを作成し発信している。

▼AVA Travel▼

愛媛県への旅行提案数は25,000人以上!

2022年10月から2023年3月(前半)までの東予エリアを対象とした実績数値として、旅行提案数、旅行予約サイトへの送客数、事業者への売上貢献全ての項目において無事に目標値を達成。実際に旅行を検討している人へ愛媛県・東予エリアの魅力を提案した実数値としては、25,000人を超える結果となった。

データ分析から見えたエリアごとのユーザー属性

AVA Travelのユーザーがどのようなスポットやジャンルに興味があるのか、データを分析していくと、以下の傾向が見えてきた。

■ユーザーが関心のあるエリア

どこのエリアに住んでいる人が、興味を持っているのかを見てみると、松山市は全国の主要都市から満遍なく閲覧されていることが分かった。 しまなみ、今治、新居浜・西条は広島などの近隣地域からも興味を持たれやすく、特に今治と新居浜・西条市は愛媛県内からの興味も高い。

■同時に検討されているエリア

ユーザーが旅行先として同時に検討しているエリアを見てみると、九州の都道府県、栃木県内のエリアと同時検討されていることが多いという結果に。
 
この結果から、自然や神社などの歴史的建造物、アクティビティなどが多い地域と比較検討される傾向があることが判明したため、それらを目的とする旅行者をターゲットにすると相性が良いのでは?という予測立てられた。

■興味関心があるジャンルと場所

また、エリアごとにどのようなことに興味関心があるのか、そして、各エリアのどのスポットに興味があるのかを分析すると、上のような結果に。
 
このことから、自然、アクティビティ、歴史・自然、歴史・景色などのジャンルで下記のスポットなどを打ち出していくと、より観光客にヒットすると考える。
 
【今治市】
・大角海浜公園
・来島海峡急流観潮船
 
【しまなみ】
・ドルフィンファームしまなみ
 
【新居浜・西条】
・石鎚ふれあいの里
・フォレストアドベンチャー西条
・南岳山 光明寺
・旧西条藩陣屋跡 大手門
・旧広瀬邸
 
など

実装パートナーを集めての勉強会を実施!

2023年3月に、今治市役所にて今回のプロジェクトに関わった実装パートナーも参加した勉強会が開催され、実装成果、取得データの共有と、データを元にしたディスカッションが行われた。さらに、次年度以降の展開について、どのようなことができそうか議論された。
 
参加者からは「予約サイトを経由せず、体験事業者などとの直接的な掲載、予約システムの検討をしたらどうか?」「スポットをベースに自動ルート提案があったら便利なのでは?」などAVA Intelligenceに検討してほしいこと、についても意見が出されて、今後事業を進めるうえでの検討材料となった。
 
今年度得られたデータをもとに、今後同社は下記の3点を検証していく予定だ。
 
①   データを元にしたコンテンツ作成
今年度得られたデータをもとに、コンテンツをさらに追加。
継続的なコンテンツ追加に向けて、地元の企業と連携をしながら土台を固める(現地ライターによる新規取材や情報連携など)。
 
②   中予・南予エリアへの展開
東予エリアだけではなく、中予、南予エリアへと範囲を広げ、データ収集・分析・発信の仕組みを整える。
 
③   インバウンドへの展開検証
インバウンド獲得に向けたコンテンツ作成と発信方法を検証。
 
また、AVA Travelをプラットフォームとして情報を発信することで、全国他地域と比較したデータを見ながら戦略を立てることができると考えている。
引き続きAVA Travelで観光客のニーズに合った観光情報を発信することで、観光客数増加の可能性を模索していきたい。
 
▼第1回レポート記事

 ▼第2回レポート記事

■公式ホームページ
https://dx-ehime.jp/

\SNSもやっています/
■Instagram
https://www.instagram.com/tryangle_ehime/

■Facebook
https://www.facebook.com/tryangleehime

■Twitter
https://twitter.com/tryangle_ehime

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?