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誰でも・どこでも農園と繋がる! スマート農園体験【株式会社Root】

コロナ禍で、密を避けながら農業を体験し、宿泊するグリーン・ツーリズムの需要が増えるなど、一次産業体験のニーズが高まっている。アグリビジネスつまり“稼げる農業”をどのように展開していくかがカギとなる中、農業を体験したい人と収益源を得たい農家を繋ぐ新たなサービスが愛媛で実装される。

スキマ時間を有効活用して農家の収益増!(実装フィールド:南予エリア)

私たちの生活を支えている一次産業は、高齢化による担い手不足や、地球温暖化による価格高騰での売れ行き減などさまざまな課題を抱えている。アグリビジネスの例として、収穫体験やいちご狩りなどが挙げられるが、体験を提供するためにはスタッフの確保や物理的ハードルから全ての農家がユーザーに体験する機会を用意できるわけではない。また、ユーザー側は、現地までの距離や時間などの弊害になることがある。

そんな負担をなくし手軽にユーザーと農家を繋ぐことができるシステムが、株式会社Rootが提供する「スマート農園システム」だ。実装フィールドは、愛媛県の南予エリアがメイン。柑橘栽培や漁業、稲作が盛んな地域でこのシステムを導入し、真珠養殖や柑橘収穫などをユーザーが現地に行かなくても体験できるサービスを提案する。

リアルとバーチャルが融合したスマート体験農園(チャレンジャー:株式会社Root)

同社が提案する「スマート体験農園システム」とは、アプリでユーザーがさまざまな農業を体験できるリアルとバーチャルが融合した世界初のスマート体験システム。既にこのサービスは全国展開されており、これまでリリースしたものでいうと、農業やヤギのエサやり体験ができる「ROOT FARM」、ユーザーと一緒に罠を仕掛け捕獲までをオンラインで追いかける猟師体験サービス「マイわな体験ネット」、そしてビールができるまでを追いかける「THANKS HOP&BEER」など。

農業をいつでもどこでも楽しめる新コンテンツに!

農業の楽しさを誰もが気軽に味わえるコンテンツに変換することがこのシステムの特徴。「ROOT FARM」を例に出すと、「マイブロック会員」になったユーザーは年会費4,000円を支払いマイブロック(約5㎡)の畑を持つことができる。日々のお世話は農家にお任せ。畑の様子は自宅からアプリを通してオンラインでチェックすることができ、収穫時期になるとオンラインもしくは現地で無料収穫が可能。年6回収穫物を無料配送してくれる。農業をしてみたいけれど、実際に毎日お世話をすることができないという人も、手軽に農業体験ができるというわけだ。

各拠点のパートナーによってコンテンツをカスタマイズ

「ROOT FARM」で体験できるヤギのエサやり体験の様子

さらに、スマート農園体験システムのもう一つの魅力は、同社が持つプラットフォームをその県や地域に区切って内容のカスタマイズができることにある。体験方法・内容は農業や漁業、どんな体験を提供するかによって異なるため、よりユーザーが満足できるためのサービスに変換する必要がある。「ROOT FARM」のサービスの一つであるヤギのエサやり体験では、ロボットアームを用いて、ユーザーが画面上にある操作ボタンを使いアームを動かしてエサをあげることができる。ユーザーが自分で操作することで、よりリアルに且つ楽しみながら体験することができるのだ。

一次産業の新たな可能性を生み出す

既に同社が全国展開しているスマート農園体験システムを、農業や漁業、さまざまな産業に導入することにより新たな収入源が生まれる。

愛媛をモデルとしたアプリは、開発も順調に進んでいる。実際にアプリを使ってみた農家とユーザーの声、そこから生まれる新たな可能性について、トライアングルエヒメ編集部は追いかけていく。

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