研究は楽しい!
M1春学期の終わり頃には、「課題地獄」に陥り
大学院って、こんなに大変なんだと
いまさらながら実感しておりましたが、、、
夏休みに入り、授業もなく、じっくり自分の研究課題と向き合う日々は
とても充実していて、いままでにない幸福感を味わっております。
元々新しいことを学ぶのは好きな方で
知的好奇心も旺盛だと思っているのですが
学部生の頃までは勉強の楽しさも、その先にある研究が何たるかも
全くわかっていなかったなと痛感しています。
社会人になって、様々な資格試験の勉強を始めた頃から
勉強って楽しいなと思えるようになりました。
そんな風に思えるようになってから、大学時代にしっかり学べなかったことへの後悔に苛まれるようになり、学生らしく勉強に励む息子の姿にも
触発されて大学院を目指すことにしました。
もちろん、仕事や家事との両立は大変ですし
少なくとも秋学期の終わりには、また「課題地獄」がやってきて(苦笑)
来年には「修論地獄」が待っています(怖)。
それでも、やっぱり「研究は楽しい!」です。
手当たり次第読み始めた論文や書籍からの
点でしかなかった知識がいつしか結びついて線になり
構造としての土台や骨格を作ってくれるようになっています。
私の場合は、ボランティア活動を通じて
就労困難者と言われる人々のつぶやきを耳にしたことから
就労支援のあるべき姿を求めて研究を始めました。
大学院に入学する前に考えていた研究課題は
多少形を変えてきましたが、根っこの部分は変わっていませんし
調査対象も角度が変わっただけで当初のままです。
ただ、大学院に入って分析方法をいろいろ学んだので
私がやりたい研究にはこの分析方法が適している
とわかってきたかなという感じです。
とはいえ、まだまだ修論を書く上での土台作りを始めたばかりで
理論的な基礎固めが出来たところで、調査結果の概念化とか
考察とか本当に出来るのだろうか??と不安に思っていますが
来年の今頃には修論以外の単位も取り終わって、後は修論書くのみ
となっていることを祈るばかりです。