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第5週 もう一度「正直さ」に火をつける

ハリウッド映画やテレビ番組のライター・ディレクターとして活躍したジュリア・キャメロンが約30年前に書いた『ずっとやりたかったことを、やりなさい)』の最新作『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』を読んで、12週間のワークに挑戦しています。

第5週 もう一度「正直さ」に火をつけるの章では、「自分自身の興味に忠実であれ、まず自分自身を気遣えば、他人のことも気遣うことができるだろう」という、ウィリアム・シェイクスピアの言葉が印象に残りました。

また、この章の導入部分にも、「今週のメモワールやツールは、他人を喜ばせたい、期待に応えたいという衝動に抵抗することで、より正直に生きるのを助けてくれます。おそらく、今までの仕事や家庭生活の中で、あなたは職場に溶け込んだり良い親になったりするために、ルールを守ってきたかもしれません。けれども仕事がなくなり、子どもがいなくなった今、あなたは自分が本当に思っていることに触れられるようになります。」とありました。

確かに、社会人となった時点、親になった時点で、それまでのように自分の思いのまま行動できる環境ではなくなりました。始業時間までに会社に行き、自分のやりたい仕事ではなくても、やらなければならず、残業してでも終わらせなければならない。子供がお腹が空いた、おむつが濡れて気持ち悪いと泣けば、どんなに眠くても起きて世話をしなければならない。

突然大きな責任を背負わされ、大変だとか辛いだとか、簡単には本音を漏らせなくなりました。それが当たり前、みんなやっていること、そう思って無我夢中で取り組んでいたと思います。

本当は、自分がやりたいと思っていることにも時間を使いたい。そう思っても、いまは叶わないと諦めてきた部分もあります。

でも、これからは自分の気持ちに正直になり、やりたい事やって、行きたいことに行くことができる。

それと共に、ジュリアが言っているように、自分の本当の気持ち、価値観、意見をちゃんと持ち、それをごり押しするのではなく徐々に明らかにしていきたいと思います。

「ねばならない」に囚われ過ぎてしまった過去を振り返り、これからの人生では、もっと自分に正直に生きていきたい、そんな風に感じました。