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法の余白。お絵描きの途中で。

出来上がる前のルール、出来上がった後のルール。

不確実性を超えて。

最近、生成AIに関するルールメイキングの動きが色々ある。
正直全てを把握できているわけではない、むしろキャッチアップを半ば諦めかけている感じもある。
「最終的に確実なルールが決まったら呼んでください」

という感じがしないでもない。

一方で、これまでもそうだったのかもしれないが、決まりきっていないルールが次第に明文化されたルールに固まっていく過程をつぶさに見守って時に言及していかなければ感じ取れない栄養素もあるような気もする。

業界の温度感ともいうのか、関係者の思惑を想像する、なのか。

法改正の議論のたびに様々なステークホルダーや団体が意見を表明し、喧々諤々の議論の末にルールが決まっていく様子をみていたが、議論の過程の途中からちょっと意識を失い始めるのがこれまでの常だった。

それでいいのだろうか、という風に思わなくもない。

きっと、こういうのは得意不得意もあるのだと思うし、全員が同じリソースをその過程の議論に投入できるわけでもない。
役割分担、という感じもする。

一方で過程を楽しみたいというのもあるし、固まったルールの理解にもその議論の過程への一定の理解が重要だったりもする。

リアルタイムで必ずしも追えないかもしれないが、遡って(余裕がある時などにも)過去の議論にアクセスできる、ということが重要なのだろうな、なんて思う。



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