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葵祭2024
5月15日、葵祭に行ってきました。
葵祭は、言わずと知れた京都三大祭(祇園祭、時代祭、葵祭)の一つ。
正式名称は賀茂祭と呼ばれるものです。
京都が好きで10年通い詰めておきながら、実は一度も見たことがなかった葵祭。
なんてったって観光シーズンに近いし、何より現地に観光客が押し寄せるようなイベントごとに参戦するのを良しとしなかった人間ですから、興味はあれどなんだかなぁ…という気持ちで遠巻きに思っていたのです。
ですが京都に移住してきたので、高騰する宿代も関係ない!好きなタイミングで行ける!ということで、今回行ってきました!
どこで見ようかな、と考えつつ、とりあえず王道セオリー通りに、丸太町通の沿道で待機してみました。場所は、御苑の富小路口付近。
実はこの時、隣にやってきた外国人のマナーがよろしくなく、前に前に出てくるので行列が見えず、写真を撮ろうにも常時画角に写り込んでくるという事態になってしまい、即座に後半戦(下鴨神社出発後)リベンジを心に誓ったのでした。
以下、葵祭の写真ですが、沿道の一般人の方の顔の修正を入れると手間暇かかりすぎてしまうので、どうか割愛させてください。
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時代祭りのときもそうできたけど、先導する騎馬隊はかっこいいですね。女性が務めてくれるものまた、かっこよさが倍増します。
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個人的には、横にいる人たちの狩衣のカジュアルな腕まくりの着方が、随身や位の低いひとたちの普段のカジュアルさを感じられて良いですね。
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思ったより進むの早い。動くたびギーギーという軋む音がするのも風流でいいです。平安貴族に対する解像度が上がります。
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唐衣が良く見えないのが惜しい。
あとこの日は終始曇り空で、気温的には過ごしやすかったけれど写真としての見栄えはいまいち。
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ここまででいったん前半戦は終了です。
ここから一度北大路まで上り、お昼を食べたりなんかして、その辺りで後半の行列を待とうかと思っていたのですが、結局下鴨神社の辺りまで移動しました。
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後半は反対車線側で待機です。
沿道すぐだと近すぎて逆に写真が撮りにくいと思ってしまったので、二回目は引きで見ようと思います。
個人的に、(時代祭のときもそうだったけど)反対車線の交差点の角は写真を撮るのにいいポジションかなと思います。
御覧のとおり前が開けているので、隣の人が前に出てきても画角に写り込んでくることもないですし、反対車線は定期的にバスが通るのでその都度交通整理の警察官が「前に出ないでください」と押し戻してくれるの治安が保たれます。
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平安装束の資料集を見ていても、正面からの様子はよく描かれていても、後方は少なかったりするので、こういう時にここぞとばかり後ろ側をみちゃいます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1715842457032-eDP72jRqAp.jpg?width=800)
下襲の裾?でしょうか、解けてだらりとなっていたのを、御付の方が直していました。
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なんかリアルでいいですよね、こういう一幕。
写真を撮っていたときには気づいていなかったんですけど、見返して連写しているのを流し見してたら気づきました。
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男性の直衣、狩衣、袍の襲ねの色目もそうですが、やはり女人装束の色合わせのかわいさたるや…!
このあたりは全部記録のために連写していました。
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途中、立ち往生なのか動きが止まってしまったときに、馬が退屈そうにしていたのを乗っていた方が撫でてあやしていたのがとても微笑ましかったです。かわいい。
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付き人の腕まくりしている感じが、とても下々の者って感じでよかったですね。日に焼けて体躯がいいのも、平安時代的に見てもリアルです。
そしてこの女性、白塗りしてても可愛いなって見ちゃいました。
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この青海波の衣装、とても好きです。個人的に、とてもとても大好きです。
青海波の浴衣を探しているくらいには青海波の柄のものが欲しいと思っている人間なので、かわいくてかわいくて。こんなデザインで浴衣を作ってくれないかな……。
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後半は衣装資料収集というテンションで撮影していました。
結局この日、北大路から賀茂川沿いを下って下鴨神社のところまで徒歩(かち)で移動して、しかもトータル何時間くらい立ちぱなっしだったのでしょうか。
そんなに歩くつもりなかったのでクッション性のないパンプスで行ってしまったので、翌日ふくらはぎの筋肉痛がすごかったです。
これにて葵祭を見るというミッションも完遂!
次は夏の祇園祭を待つのみです。
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