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Bリーグ2023-24 第4節 GMAE1【vs秋田】(10/25)

※平日開催は執筆時間がないのでライト版です


勝ってる、良かった……。

Bリーグ君は試合日程をハードにしがちだ。A東京を信用しているが、『疲労で負けました』は割と有り得る。そのため、秋田戦で不安視していたのは、前節で活躍していたインサイドの疲労。FE名古屋戦に連勝した嬉しさはありながら、そんな不安を抱きながら試合を待っていた。
ただ、平日夜開催のためにオンタイムでの視聴は出来ず、試合後にスタッツを確認するところから始めたのだが……。

勝ってる、良かった……!!

【67-51】のロースコア。OFは伸び悩んだが、DFは目標の70失点をしっかり下回った。また、不安に感じていたインサイドは稼働率が低く、A東京にしては異常なまでの3P試投数(35FGA)である。
これだけ見ると『DFをハードに、OFはインサイドの疲労を考えて、G陣で点を取りまくる。(弱点の3Pシチュエーションの練習にもなる)』に挑戦した様に感じた。
「なんとA東京は賢いのだろう」、とX(旧Twitter)に呟きも残したのだが、実際に試合を観てみると……。
     

OFに関して

秋田は、FE名古屋のゾーンDFに翻弄されたA東京の弱点を突いてきた。平日開催の弊害か、月・火曜日でOF修正を完遂しきれない部分もあり、この試合でもゾーンDFを軸に据えた秋田DFを攻略できなかった。

課題は以下の通り。
①2Q中盤~2Q終了
②安藤、バランスキー、メインデル、小酒部の3P。(前から重症)
③スタメン
④テーブス
   

①2Q中盤~2Q終了

秋田のスローテンポバスケに対して、A東京OFが合わせてしまった。また、2Q中盤はOFセットがハンドオフから行われる。しかし、ハンドオフまでに時間がかかり、ハンドオフ後のパスも単調。更にパスの数も少なく、残り時間(24秒制限)も無い。単調&窮屈&急かされた感じだ。
   

②安藤、バランスキー、メインデル、小酒部の3P。(前から重症)

そもそも、その2Q中盤以降の停滞ムードを作ったのは3P%の低さだ。
メインデルは昨シーズンの海外データ上、元々シュートタッチに波があるタイプ。小酒部はDFで御釣りがくる(フリーなら3Pは打って欲しい。この試合も2度ほどチャンスはあった)。この二人はギリギリ理屈で抑えられる。

問題は安藤とバランスキー。安藤が3Pを決められなければ小酒部、バランスキーが決められなければ吉井がいる。
後者の方がDF能力(&フィジカル・年齢)に優れ、今シーズンは新しいOFにも挑戦している。3Pが入らないなら、成長を見込んでも優先すべき選手だ。
勿論、安藤は相手DFがハードな部分を否めない。しかし、それでもA東京のエースなら強固な相手DFを打破しなければならない。優勝を目指すチームのエースならば、相手のDFが上手かったで済ませてはならない。
それなのに、秋田戦は決めるべき3Pを外していたし、わざわざ安藤用にと、セバスがセットしたOFを悉く失敗した。

安藤とバランスキーの現状での成績は昨シーズン以下、数試合したが状態は上がってこない。また、プレイタイムの長さも加えると、個人的には現状でA東京の不安要素となっているのは安藤だ。このままだと外国籍Gを止め、メインデルを加入させた意味がない。外は日本人選手が点を取れると踏んだから外国籍SF/PFを獲ったのだ。

   

③スタメン

これはおまけ程度。グダイティスだと秋田の速度についていけず、試合開始後に点差を離されたので、スタメンがサイズでも良かったの『かも』しれない。

④テーブス

もっと自分を出して良い。OFが停滞しているなら尚更だ。個で得点できる才能があるのだから、もっと我を出してくれ。(小酒部も)
    

DFに関して

今回はライト版なので特になし。とりあえず滅茶苦茶良かったことだけは残す。
細かい点はFE名古屋戦 GAME2同様。A東京の個人が持つDF能力と、チーム連携がハマった(+秋田チーム2FG%が低い、A東京を知る藤永の欠場などの)ため、ロースコアに抑えられた。

その他(若干の後悔)

以前X(旧Twitter)にて、A東京の3P試投数と相手DFローテーションについての投稿を見つけた。
それは開幕直後の投稿でありmそのタイミングはA東京の3P%が非常に高かった。そのため、このシチュエーションだと3Pを決められ、このシチュエーションだと外れると、A東京が狙うべき3Pについて、noteで解説しようと思っていた。
しかし、FE名古屋・秋田戦で3Pのメッキが剥がれたので、G陣の調子が戻り、分析に足る数字になった時に記事にしようと思う。


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